キヤノンが2023年モデルを発表! 新登場のBC-386/385が気になる! - インクのチップス本店

2023年9月28日、キヤノンから家庭用インクジェットプリンターの新製品が発表されました。

  • PIXUS XK120
  • PIXUS TS8730
  • PIXUS TS6730
  • PIXUS TS6630

の4機種です。いずれも10月下旬発売予定です。(2023.9.28時点)

家庭用インクジェットプリンター“PIXUS XK120/TS6730”など4モデルを発売写真や書類印刷など趣味から仕事まで幅広いニーズに応える性能と使い勝手を向上(外部サイト)

Switch UI 採用でつかいやすさUP

各モデルのタッチパネルが改善され、事や学習、ライフなど、シーン別の使い方ができる Switch UI という機能が採用されているようです。また、TS8730には、かんたんモードなども搭載されています。

それでは、各機種を見ていきましょう。

PIXUS XK120

XK120

引用:キヤノン 公式サイト

PIXUS XKシリーズは、キヤノンの家庭用インクジェットプリンターの最上位モデルですが、昨年よりシリーズの方向性が変わったのか、クオリティだけでなくコストパフォーマンスについても謳い始め方向性が気になるシリーズです。

今回発表されたXK120は、昨年発売されたXK110の後継機で、高機能かつ低ランニングコストを売りとしています。XK110には前面に複数あったボタンがありましたが、XK120は電源ボタンだけになり、そのかわりにモニターが2.7型から4.3型へとサイズアップしています。キヤノンオンラインショップ価格は4万5650円。

インクは、XKI-N21/N20シリーズが対応しており、インクのチップスでは互換インクの取り扱いもございます。

PIXUS TS8730

引用:キヤノン 公式サイト

PIXUS TSシリーズは、最も人気が高い家庭用インクジェットプリンターのシリーズです。

PIXUS TS8730は、2022年発売のPIXUS TS8630の後継機種で、6色インクのハイスペックモデルです。メーカーサイトの情報を元に、昨年モデルのTS8630の見た目、スペックと比較したものの大きな変化はないようです。キヤノンオンラインショップ価格は4万0150円。

インクは、6色インクのBCI-331/330シリーズが対応しており、インクのチップスで互換インクの取り扱いもございます。

PIXUS TS6730

TS6730

引用:キヤノン 公式サイト

PIXUS TS6730は、ADF(自動原稿送り装置)機能が付いた、スキャナーも付いた3in1の機種となっています。ADFがつくことで家庭でも一気に大量印刷ができます。家庭用インクジェットプリンターでADFがつくのは、在宅ワークを意識したものかもしれません。キヤノンオンラインショップ価格は1万9800円。

インクは、4色インクのBC-386/385シリーズ。このインク型番は、今年新たに発表されたブラック+カラーの一体型インクです。新開発のプリントヘッドを使用し、これまでの一体型インクのプリンターよりも印刷スピードが改善しているようです。

気になる点としては、一体型のインクは印刷コストが高くなる傾向にあるため、ADF付とはいえ大量に印刷するとその分コスト増となってしまいますので、購入検討されている方は本体価格だけでなく、ランニングコストに気を付けたほうがよいかもしれません。

また、新しいインクシリーズなので、本日時点でインクのチップスではリサイクルインクの取り扱いはなく、インクでコストダウンしたい方もまずは純正インクを使っていく必要があります。

インクのチップスのリサイクルインクについては、続報をお待ちください。

PIXUS TS6630

TS6630

引用:キヤノン 公式サイト

PIXUS TS6630は、今回発表された機種の中でも最も安いエントリーモデルです。キヤノンオンラインショップ価格は1万8150円。

インクはTS6730と同様、新型の一体型インクBC-386/385シリーズです。上記のとおり、リサイクルインクはまだ開発前となります。

まとめ

キヤノンより家庭用インクジェットプリンター4機種発売されましたが、インク専門店として気になるのは、TS6730とTS6630に採用される新発売インク BC-386/385シリーズについてです。新しい技術によりプリントヘッドが改良され印刷スピードが上がっているようですが、ADF付のTS6730で大量印刷をすると予想外のコスト増にもつながりそうです。

BC-386/385 のリサイクルインクを発売するタイミングについては、また改めてご報告したいと思います。

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