「モバイルプリンター」って聞いたことはあるけど、どんな時に使うのか、どんな物なのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、モバイルプリンターの基本的な特徴から、活用シーン、選び方のポイントまでわかりやすく解説します。外出先でも印刷したい方はぜひ参考にしてくださいね!
モバイルプリンターとは?

モバイルプリンターとは、持ち運びに便利なコンパクトサイズのプリンターのことです。主にスマートフォンやタブレット、ノートパソコンと接続して、外出先や電源のない場所でも印刷できる点が特徴です。
BluetoothやWi-Fiなどの無線接続に対応しているモデルが多く、バッテリー内蔵タイプなら電源不要で使用できます。外での仕事や、イベント会場などでその場で印刷が必要なシーンで活躍します。
モバイルプリンターの仕組みと特徴

モバイルプリンターは、BluetoothやWi-Fiといった無線通信に対応しており、ケーブルを使わずにスマートフォンやパソコンと接続できます。持ち運びやすさを重視した設計になっているため、本体はコンパクトで軽量です。カバンやリュックにもすっぽり収まり、移動中でも邪魔になりません。
また、バッテリーを内蔵しているタイプは、電源が確保できない場所でも印刷が可能です。
印刷方式には、インク不要の「感熱式」と、カラー印刷ができる「インクジェット式」の2種類があり、用途に応じて選ぶことができます。
モバイルプリンターの主な用途
モバイルプリンターは、さまざまな場面で活用されています。たとえば、出張先や営業先で資料や見積書を印刷したり、配送業務の現場で宅配伝票や領収書を発行したりと、ビジネスの現場で大活躍です。
また、イベント会場でのチケット印刷や、スマホで撮った写真をその場でプリントしてプレゼントするなど、個人利用でも便利に使われています。現場で「すぐに印刷したい」方にぴったりのプリンターです。
モバイルプリンターのメリット・デメリット
モバイルプリンターのメリット・デメリットを据え置き型プリンターと比較しながら紹介します。
モバイルプリンターのメリット
まず何よりの魅力は、「場所を選ばず印刷できる」こと。バッテリー内蔵タイプであれば、外出先や電源のない場所でも、スマホと接続すればその場で資料や写真を印刷できます。
また、感熱式のモデルであればインク不要で、メンテナンスの手間も少なく済みます。コンパクトで軽いので、カバンに入れても負担になりにくく、日常的に持ち歩ける手軽さは大きなメリットといえます。
モバイルプリンターのデメリット
一方で、印刷速度は据え置き型に比べて遅めなモデルが多い点はデメリットといえます。また、給紙・排紙が少量対応のモデルが多いため、一度に大量印刷するのにはあまり向いていません。
また、コンパクトだからと言って価格が安い訳ではなく、インクジェットプリンターと比べても同価格か少し高いプリンターが多い点もデメリットと言えます。
モバイルプリンターを選ぶときのポイント

モバイルプリンターを選ぶ際には、いくつかのポイントをチェックしておくと安心です。
- 印刷方法:まず、印刷方式が感熱式かインクジェット式かを確認しましょう。感熱式はインク不要でコストが抑えられますが、基本的にモノクロ印刷のみ。カラー印刷が必要ならインクジェット式を選びましょう。
- 接続方法:スマートフォンやPCとの接続方法も重要です。BluetoothやWi-Fiに対応しているか、自分の使っているOS(iOS/Android、Windows/Mac)と互換性があるかをチェックしましょう。
- バッテリー内臓の有無:バッテリーがあるか、電源が必要かも必ず確認しましょう。バッテリーの場合、持続時間も確認すると安心です。
- 印刷可能サイズ:印刷できる用紙サイズ(A4対応か、L判サイズのみか)も使用シーンに合わせて選ぶポイントになります。
- 機能や専用アプリの使いやすさ:専用アプリの使いやすさや、機能の豊富さも確認しておくと後悔しません。
おすすめのモバイルプリンター
おすすめのモバイルプリンター3機種と、それぞれの特徴を簡単にご紹介します!
エプソン「PX-S06B」

エプソン「PX-S06B」は、A4サイズまで対応したインクジェット式のモバイルプリンターです。
インクは4色対応で、写真やグラフを含んだ資料も鮮やかに印刷できるため、営業資料やプレゼン資料を現場でそのまま渡したいときに便利。Wi-Fi対応&バッテリー内蔵で、外出先でもしっかり活躍します。
インクタイプは、インクカートリッジ。インクの型番はIC82(アタッシュケース)です。ブラックが「ICBK82」、3色一体カラーが「ICCL32」です。
インクのチップスでも互換インクカートリッジを取り扱っています。純正品のブラック+カラーのセット3,290円のところ、インクのチップスの互換インクは1,380円と58%OFFで購入できます。
また、安いだけではなく、インクのチップスの互換インクは、純正品と同様にお使いいただけますので、印刷コスト削減におすすめです。印刷コストを少しでも下げたい方はぜひ見てみてくださいね。
PX-S06B 機能 | 内容 |
---|---|
印刷方式 | 即式 |
インクタイプ | インクカートリッジ |
インクの色数・種類 | 4色顔料(ブラック+カラー3色一体型) |
バッテリーの有無 | あり |
接続方法 | Wi-Fiダイレクト / AirPrint / USB / コンセント |
解像度 | 5760×1440 dpi |
最大給紙枚数 | 20枚 |
サイズ | 309×159×61 (mm) |
重さ | 約1.7 kg |
キヤノン「TR153」

「TR153」は、キヤノン製のインクジェット式モバイルプリンターです。
顔料ブラックと染料カラー4色のインクカートリッジを使用しており、モノクロ印刷もカラー印刷も得意とするプリンターのため、印刷のきれいさを重視する人におすすめです。
重さは約2.1kgと持ち運ぶには重め。バッテリーは別売りですが、フル充電でA4用紙約330枚の印刷が可能という十分なスタミナがあります。
インクタイプは、インクカートリッジ。インクの型番はBCI-19です。
インクのチップスでも互換インクカートリッジを取り扱っています。純正品のブラック+カラーのセット3,400円のところ、インクのチップスの互換インクは1,280円と62%OFFで購入できます。
また、安いだけではなく、インクのチップスの互換インクは、純正品と同様にお使いいただけますので、印刷コスト削減におすすめです。印刷コストを少しでも下げたい方はぜひ見てみてくださいね。
TR153 機能 | 内容 |
---|---|
印刷方式 | インクジェット式 |
インクタイプ | インクカートリッジ |
インクの色数・種類 | 顔料ブラック+染料カラー4色一体型 |
バッテリーの有無 | あり(別売) |
接続方法 | Wi-Fiダイレクト / AirPrint / USB / スマホアプリ |
解像度 | 4800×1200 dpi |
最大給紙枚数 | 50枚 |
サイズ | 約322×185×66 mm |
重さ | 約2.1 kg |
ブラザー工業 「PJ-823」

「PJ-823」は感熱式印刷に対応した本格業務向けモバイルプリンターです。
A4印刷対応でありながら、厚さ約30mm・重さ約610gという超軽量ボディを実現。インク不要で、ランニングコストやメンテナンスの手間を抑えたい現場にもぴったりです。
主にモノクロ印刷専用となりますが、帳票や見積書、契約書などの印刷をスピーディーに行える点が魅力。Wi-Fi接続とBluetoothに対応していないため、USBケーブルが必須です。
PJ-823 機能 | 内容 |
---|---|
印刷方式 | 感熱式 |
インクタイプ | 感熱紙を使用 |
インクの色数・種類 | モノクロのみ |
バッテリーの有無 | あり |
接続方法 | USB |
解像度 | 300×300 dpi |
給紙方式 | 手差し |
サイズ | 約255×55×30 mm |
重さ | 約480 g(充電池型コネクタ時) 約610 g(充電池装着時) |
よくある質問(Q&A)
Q1. モバイルプリンターはスマホからでも印刷できますか?
A. はい、ほとんどのモバイルプリンターはBluetoothやWi-Fiを使って、スマートフォンから直接印刷が可能です。専用アプリを使うことで、写真やPDF、メモなどをすぐに印刷できます。
Q2. 感熱式とインクジェット式はどちらがおすすめ?
A. モノクロ印刷がメインでコストを抑えたいなら感熱式、カラー印刷や写真印刷もしたいならインクジェット式がおすすめです。用途に応じて選ぶのがポイントです。
Q3. モバイルプリンターに対応した用紙は専用のものが必要ですか?
A. 感熱式の場合は専用の感熱紙が必要ですが、インクジェット式なら一般的なコピー用紙や写真用紙が使えます。対応サイズ(A4、L判など)を確認してから購入しましょう。
Q4. バッテリーの持ちはどのくらい?
A. 機種によって異なりますが、一般的にはフル充電で数十〜数百枚程度の印刷が可能です。長時間使用する場合は、予備バッテリーや充電手段の準備がおすすめです。
Q5. モバイルプリンターは家庭用としても使えますか?
A. はい、もちろん使えます。設置スペースをとらないコンパクトサイズなので、自宅のリビングやキッチンでも邪魔になりません。スマホで撮った写真をその場で印刷したい方にもおすすめです。
モバイルプリンターとは?まとめ
モバイルプリンターは、場所に縛られずに印刷できる便利なアイテムです。外出先で書類を渡したいときや、スマホからサッと印刷したいときなど、活躍の場はどんどん広がっています。
使い方や用途に合わせて、印刷方式・サイズ・接続方法などをチェックすれば、自分にぴったりの一台がきっと見つかるはずです。
ビジネスにもプライベートにも活用できるモバイルプリンター。この記事を参考に、ぜひ検討してみてくださいね。
この記事でご紹介した、インクのチップスの互換インクは、安いだけではなく、国際規格であるISO14001、ISO9001認証のほか、欧州のRoHS指令、REACH規則、CEマーク認証に対応したインクのチップス提携工場で生産された高品質商品です。
インクのチップスでは商品保証1年に加え、購入後1年以内のプリンターであればプリンター本体にも1年保証が付いているため安心してご利用いただけます。
少しでも印刷コストを削減したい方はぜひ、インクのチップスの互換インクを検討してみてください!