テプラは電子機器や複数素材で構成されているため、本体とカートリッジで処分方法が異なります。この記事では、テプラ本体・カートリッジそれぞれの正しい捨て方をわかりやすく解説します。
テプラ本体の捨て方

テプラ本体は「小型家電リサイクル法」の対象機器です。
この法律は、使用済み家電製品から有用な金属資源を再利用するために制定されたもので、プリンターや電卓、ラベルライターなども対象となっています。
主な処分方法
- 小型家電リサイクル回収ボックスに入れる
 市区町村の庁舎や家電量販店などに設置されているリサイクルボックスに投入できます。
 回収されたテプラは分解・再資源化され、金属やプラスチックが再利用されます。
- 粗大ゴミとして回収
 大型のオフィス用テプラや古いモデルでサイズが大きい場合は、粗大ゴミ扱いになることがあります。自治体の規定に従って予約・回収を依頼しましょう。
- 家電リサイクル業者に依頼
 まとめて廃棄したい場合や法人で使っていた場合は、専門業者への依頼がスムーズです。電子機器として安全に処理してくれます。
注意:テプラは電池やACアダプタなどの電源部品を含むため、誤って燃えるゴミに出すと火災の原因となる恐れがあります。必ず「小型家電回収」、「粗大ゴミ」、「自治体のルールに沿って」処分しましょう。
自治体によって分類が違うことも
一部の自治体では「燃えないゴミ」「金属ゴミ」として扱われる場合もあります。分別が分からないときは、自治体の公式サイトで「小型家電回収品目一覧」を検索し、「ラベルライター」や「テプラ」の項目を確認してみましょう。
テプラのテープカートリッジの捨て方

テプラのテープカートリッジの捨て方は大きく分けて2つあります。
- 自治体のルールに従って廃棄する
- キングジムの回収システムを利用する(100個以上の場合)
キングジムの使用済みPROカートリッジ回収については100個からの受付になるため、自治体のルールに従って捨てることが多いと思います。ちなみに、回収BOXを利用できるのは純正カートリッジのみとなりますので互換製品に関しては自治体のルールに従って廃棄しましょう。
キングジムの「テプラ」使用済みPROテープカートリッジ回収についてはこちら(外部サイトに遷移します)
テプラのテープカートリッジの捨て方で注意することは?
使い終わったテープカートリッジを捨てるときに気を付けることが一つあります。
ラベルライターの多くは「熱転写方式」で印字を行います。これは、熱でインクを溶かしてラベル面に転写する方式です。 使用後のインクリボンには、印字内容が転写跡として残ることがあります。 
そのため、氏名や住所などの個人情報を印刷した場合は、処分前にインクリボンを取り出し、ハサミなどで細かく裁断してから廃棄すると安心です。
良くある質問
テプラのテープカートリッジの捨て方は?
キングジムの使用済みPROカートリッジ回収(100個以上の場合)を利用するか、自治体のルールに従って捨てましょう。
テプラのテープカートリッジを捨てる際に気を付けることは?
ラベルライターの多くは「熱転写方式」で印字を行います。これは、熱でインクを溶かしてラベル面に転写する方式です。 使用後のインクリボンには、印字内容が転写跡として残ることがあるため、気になる場合は氏名や住所などの個人情報を印刷した場合は、処分前にインクリボンを取り出し、ハサミなどで細かく裁断してから廃棄すると安心です。
テープカートリッジは分解して出したほうがいい?
分解は不要です。内部にスプリングやインクリボンがあり、怪我や破損の恐れがあります。そのままの状態で排出しましょう。
まとめ|テプラを安全・正しく処分するポイント
テプラは便利なオフィス機器ですが、処分の際には注意が必要です。本体とカートリッジでは素材構成が異なるため、捨て方も違います。以下にポイントをまとめました。
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本体:「小型家電リサイクル法」の対象。
 小型家電回収ボックス・粗大ゴミ・専門業者を通じてリサイクルしましょう。もしくは自治体のルールに沿って捨てましょう。
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テープカートリッジ:自治体のルールに従って廃棄するか、
 キングジムのPROカートリッジ回収(100個以上から)を利用しましょう。
正しい方法で処分すれば、環境にやさしく安全にリサイクルできます。不要になったテプラも、責任をもって適切に手放しましょう。







