【2025年版】プリンターの印刷速度とは?ppmとipmの違いや印刷速度の速いプリンターの選び方 - インクのチップス本店

 

印刷速度は、プリンター選びで見落としがちな重要ポイントです。購入してから「思ったより遅い…」と感じる人も多いのではないでしょうか。

家庭での書類印刷はもちろん、ビジネスシーンではスピードが作業効率を大きく左右します。この記事では、印刷速度の基準や測定方法、印刷速度が速いプリンターの選び方、印刷を早くするコツを解説します。

プリンターの印刷速度とは?

印刷速度とは、プリンターが1分間に印刷できるページ数を表す指標のことです。一般的には「ppm(page per minute)」や「ipm(image per minute)」という単位で示されます。

ppmとは?メーカー公表値の意味

「ppm(page per minute)」は、1分間に何ページ印刷できるかを示す値です。ただし、メーカーごとに測定条件が異なり、実際の使用環境とは差が出やすいという欠点があります。

ipmとは?国際標準の実測値

「ipm(image per minute)」は、国際標準規格(ISO/IEC 24734)で定められた印刷速度の測定方法です。実際の文書データ(文字・画像を含む)を使って計測するため、より現実的な速度を反映しています。プリンターを比較する際はipmを参考にするのがおすすめです。

印刷速度が速いプリンターの選び方

印刷速度は、プリンターのタイプや印刷方式によって大きく異なります。購入前に「どんな印刷をするか(文書中心か写真中心か)」を考えることが大切です。

レーザーとインクジェット、印刷速度はどう違う?

レーザープリンターは、トナー(粉状のインク)をレーザーで転写して用紙に熱で定着させる方式です。1ページごとの印刷が非常に速く、数十枚を一気に出力してもスピードが落ちにくいのが特徴で、オフィスやビジネス用途に最適です。

一方、インクジェットプリンターは、インクを微細なノズルから噴射して紙に直接印刷します。写真やイラストなどの色表現に強く、家庭用やクリエイティブ用途に向いているものの、レーザーよりは印刷速度がやや遅めです。

タイプ 特徴 速度の目安 向いている用途
レーザー トナーを熱で定着。連続印刷が得意 高速(20〜40ppm以上、ipmも高め) オフィス文書・大量印刷・モノクロ中心
インクジェット インクを噴射。写真やカラーに強い 中速(10〜20ipm程度) 写真・年賀状・家庭用カラープリント

用途別・印刷速度の目安はどのくらい?

印刷速度を選ぶときは、使用目的を意識することが大切です。

file-text 用途別おすすめ印刷速度の目安

  1. 家庭用プリンター(文書中心):10ipm以上あれば快適
  2. ビジネス用プリンター(書類・帳票中心):20ipm以上がおすすめ
  3. 写真印刷中心:速度よりも画質・色の再現性を重視

また、印刷の種類によっても体感速度が変わります。文書だけなら高速でも、写真やカラー印刷は乾燥時間が必要なため、同じプリンターでも印刷にかかる時間が長くなる傾向があります。

印刷が遅いときの対処法

「最近プリンターが遅い…」と感じたら、設定・通信・メンテナンスを見直すことで改善できる場合があります。主な原因と対策を順番に確認していきましょう。

STEP1

印刷設定を見直す

意外と多いのが、印刷設定が「高画質モード」になっているケースです。高画質印刷はインクを細かく制御するため処理時間が長くなり、印刷速度が低下します。日常の文書印刷であれば「標準」または「ドラフト」モードに変更するだけで速度が大きく改善します。

また、両面印刷は便利ですが、紙送りの工程が増えるため1枚あたりの時間が延びます。スピードを優先したい場合は片面印刷に切り替えましょう。

STEP2

通信環境を改善する

Wi-Fi接続は便利ですが、通信の混雑や電波干渉によってデータ送信が遅れることがあります。特に画像の多いデータは処理に時間がかかるため、USBケーブルで直接接続するとスピードアップする可能性があります。

家庭やオフィス内で複数のデバイスが同時に印刷を送信している場合も、ネットワーク負荷によって全体的に印刷が遅くなることがあります。

STEP3

プリンターのメンテナンスを行う

長期間メンテナンスをしていないと、ノズル詰まりや内部の汚れが原因で印刷処理が遅くなることがあります。特にインクジェット機は定期的な「ノズルチェック」「ヘッドクリーニング」を行いましょう。

また、プリンターのファームウェア更新も効果的です。メーカーが配信している最新バージョンに更新することで、動作の最適化やエラー解消につながります。

よくある質問(FAQ)

Q1:ppmとipmの違いは何ですか?

A:ppmはメーカーが独自の条件で計測した理論上の速度、ipmは国際標準規格(ISO/IEC 24734)に基づいた実際の文書を使った実測値です。メーカー間で印刷速度を比較する際はipmを参考にするのがおすすめです。

Q2:プリンターの印刷速度を上げるにはどうすればいい?

A:印刷品質を「標準」または「ドラフト」モードに変更する、両面印刷をオフにする、Wi-FiからUSB接続に切り替える、ファームウェアを最新版に更新するといった方法が有効です。

Q3:何ipm以上あれば速いプリンターといえますか?

A:家庭用なら10ipm以上、オフィスやビジネス用途なら20ipm以上が目安です。大量印刷が多いオフィスでは30ipm以上のレーザープリンターを選ぶとより快適に使えます。

Q4:レーザーとインクジェット、印刷速度が速いのはどちらですか?

A:一般的にレーザープリンターのほうが高速です。連続印刷でもスピードが落ちにくく、ビジネス用途に向いています。インクジェットは写真・カラー印刷の品質に優れますが、速度はレーザーより劣る傾向があります。

まとめ

プリンターの印刷速度を正しく理解するには、「ppm」よりも「ipm」に注目することが重要です。

file-text この記事のポイント

  1. ppmはメーカー独自の算出値、ipmはISO基準の実測値
  2. 家庭用は10ipm以上、ビジネス用は20ipm以上が目安
  3. 印刷が遅いときは設定・通信・メンテナンスの順に見直す
  4. 大量印刷にはレーザー、写真・カラーにはインクジェットが向いている

用途に合ったプリンターを選んで、快適な印刷環境を整えましょう。

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インクのチップス本店 編集部

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