【 保存版 】ラベルプリンターの選び方 - インクのチップス本店

ラベルプリンターをみなさん知っていますか?
ラベルプリンターとは、粘着性のあるラベルやテープに情報を印刷するためのの専用のプリンターです。ラベルライターと呼ばれる場合もあります。
「テプラ」や「ピータッチ」などの家庭で使われているものから、店舗や病院、工場など業務用のラベルプリンターなど、ラベルプリンターにはたくさんの種類があります。種類がありすぎて、どのラベルプリンターを購入すれば良いか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんな方のためにラベルプリンターの印刷方式や選び方について紹介します。

ラベルプリンターの印刷方式

ラベルプリンターの印刷方式


ラベルプリンターには印刷方式がいくつかあり、それぞれメリットデメリットがあります。使用用途によってどの印刷方法のラベルプリンターを購入するか検討することは大切です。

感熱式ラベルプリンター(サーマルラベルプリンター)

熱に反応して黒く印刷されるよう加工された専用の感熱紙を使用するラベルプリンターです。
メリットは他の印刷方式に比べてランニングコストが安く、持ち運びできる便利な機種が多いことがあげられます。
デメリットは、熱や擦れに弱いこと。時間が経つと印字が薄くなったり、変色する場合があるため長期間保存する場合には不向きです。

ラベルの貼付期間が短く、大量に印刷する場合は感熱式のラベルプリンターがおすすめです。
利用用途としては、食品表示ラベル、消費期限・賞味期限ラベル、荷札ラベル、お薬手帳など幅広く利用されています。

熱転写方式ラベルプリンター

インクリボンを加熱してラベルにインクを転写するラベルプリンターです。ラベル用紙の素材によって耐熱性・耐水性・耐薬性・耐候性などを持たせることが可能なため、利用用途によってラベル用紙が選択できます。
メリットとしては感熱方式と比べて経年劣化が少なく、長期間経っても変色しない点。3か月以上貼付するラベルの場合は熱転写方式を選ぶのがおすすめです。また、リボンに熱を加えるヘッドを使用するので、サーマルラベルとの併用も可能なのも嬉しいポイントです。
デメリットとしては、ラベルの価格は安いものの、機種によってはインクリボンが必要なのでトータルのランニングコストは高くなる点。また、プリンターのサイズも大きくなりやすいため、場所を取ってしまいます。
ただ、家庭用の熱転写方式のラベルプリンターはテープにインクリボンが付いているのでテープのみで使用でき、プリンターのサイズもコンパクトです。

利用用途としては、衣料タグや、雑貨にはるラベルや機械の品番のラベルなどの長期間保存が必要なところに利用されています。

カラーラベルプリンター

インクジェットによりラベルに色を吹き付け印字するラベルプリンターです。一般的なインクジェットプリンターと同じ方式なので、カラー印刷ができます。
メリットとしては、無地の用紙にフルカラーで印刷できるため、プレ印刷ラベルの準備が不要な点。プレ印刷が不要なことで、ラベル枠やカラー部分を印刷したラベルとストックする必要がないため、在庫スペースを縮小できるのも嬉しいポイントです。
デメリットとしては、家庭用・業務用ともに比較的価格が高く、サイズが大きくなってしまう点です。また、消耗品の価格も高い傾向があります。

その他

インクで印字したラベルにラミネート加工ができるラベルプリンターもあります。長期間保存する商品や、用紙幅が限定されるので、薬品や製品の品番管理用に用いられることが多いです。

ラベルプリンターの選び方

ラベルプリンターの選び方

業務用のラベルプリンターと家庭用のラベルプリンターそれぞれ選び方をご紹介します。

業務用ラベルプリンターの選び方

業務用ラベルプリンターを選ぶ際、3つのポイントを確認することをおすすめします。

  1. ラベルの貼付期間の長さで考える
    先ほど説明した通り、感熱式ラベルプリンター(サーマルラベルプリンター)で印刷したラベルは長時間貼付していると文字が薄くなったり、台紙の色がやけてきてしまいます。
    そのため、おおむね3か月以上貼付される方は熱転写方式ラベルプリンターをおすすめします。
  2. パソコンから発行するか、ラベルプリンター単体で発行するか
    業務用のラベルプリンターにはプリンター本体だけでデータ作成から印刷でまできるものと、パソコンでデータを作成しプリンターで印刷できるタイプがあります。
    パソコンが必要となると場所を取ってしまうため、ラベルを発行する環境を考慮する必要があります。
    また、印刷するデザインによってはラベルプリンターだけでは制作できない場合もありますので、複雑なデザインを印刷したい方はパソコンとラベルプリンターの接続が対応しているかを確認することが大切です。
  3. ラベルの発行数
    1日に何枚発行するかでランニングコストが変わってきます。
    プリンター価格が安いものを選んだ方が良いか、ラベルやリボンなどの消耗品の価格が安いものを選んだ方が良いか比較検討することは大切です。

家庭用ラベルプリンターの選び方

家庭用ラベルプリンターを選ぶ際、4つのポイントを確認することをおすすめします。

  1. ラベルの貼付期間の長さで考える
    業務用プリンターと同じく、感熱式ラベルプリンター(サーマルラベルプリンター)で印刷したラベルは長時間貼付していると文字が薄くなったり、台紙の色がやけてきてしまいます。
    そのため、おおむね3か月以上貼付される方は熱転写方式ラベルプリンターをおすすめします。
  2. 対応しているテープ幅やテープの素材を確認する
    ラベルプリンターの機種によって対応しているテープ幅が違います。そのため、使いたいテープ幅が対応しているのか確認することは大切です。特に、テープ幅が広いものは対応機種が少ない傾向にあるので注意が必要です。
    また、ラベルプリンターによっては布用や透明、マスキングテープなど様々な素材に対応している機種もあります。対応素材が多いほど使用用途の幅が広がるので、用途がはっきりと決まっていない方はテープ種類が豊富なラベルプリンターを選ぶことをおすすめします。
  3. データ入力方式を確認する
    ラベルプリンターにはガラケータイプ、キーボードタイプ、スマホ連携タイプなどがあり、データ入力の方法がそれぞれ違います。
    タイプによって機種のサイズや機能が違うので、使用用途によって選ぶことは大切です。
  4. 連続印刷機能や印刷時間を確認する
    子どもの入学・入園に合わせたお名前シール作りなど、一度にたくさん印刷したい時ありますよね。そんな方に確認してほしいポイントが連続印刷機能があるかと印刷にかかる時間です。
    連続印刷機能があると、印刷枚数を指定できるので1枚ごとに印刷ボタンを押す手間が省けます。
    印刷可能時間も機種によって大きく差が出るので、ぜひ確認してみてください。

まとめ

まとめ


ラベルプリンターを選ぶ際には、使用用途やコスト、必要な機能に応じて適切な機種を選ぶことが大切です。ぜひ、この記事でご紹介したポイントを参考にラベルプリンターを選んでみてください。
また、ラベルプリンターのラベル・テープは印刷をすればするだけ必要になる消耗品です。
大量にラベルを印刷する予定がある方や、さまざまな種類のラベルを安く揃えたいという方は、互換ラベルがおすすめです。
インクのチップスでは、テプラPRO、ピータッチ、ネームランドなどに対応した互換テープを販売しておりますのでぜひ検討してみてください。

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