2024年2月26日、キヤノンからビジネス向けインクジェットプリンターの新製品が発表されました。
下記4機種で、いずれも2025年3月中旬発売予定です。(2025.2.27時点)
- GX7130
- GX5130
- TR163
- PRO-G2
これらのプリンターは、オフィス業務の効率化を目指す法人から、クリエイティブな作品制作を行う個人、持ち運びが必要なビジネスシーンまで、幅広いユーザーに応える製品群となっています。
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特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載した新機種 「GX7130」「GX5130」
特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したビジネス向けインクジェットプリンター「GXシリーズ」の新製品として、インクジェット複合機「GX7130」とインクジェットプリンター「GX5130」の発売が発表されました。
主な特徴としては特大容量インクと大容量給紙を搭載している点。消耗品の補充頻度を削減し、業務効率化へ寄与します。また、背面給紙トレイでは、窓付き封筒やポスター、長尺POP、ラベル紙などさまざまな種類の用紙を給紙できるため、店舗や学習塾など幅広い業種におすすめな機種といえます。
従来機種との大きな違いは、普通紙の印刷品質を向上させる画像処理技術により、コントラストを向上させ、カラー図表の明部を発色良く再現できるほか、にじみの少ないシャープな印字品位を実現している点です。
GX5130

引用:キヤノン 公式サイト
特大容量タンク搭載のビジネスモデルとして発表された、GX5130。
最大の特徴としては、機能をプリントに限定することで、本体の高さを抑え、棚やラックに収まりやすくしている点。プリントのみで問題ない方やプリンターの設置スペースが限られている方にとっては嬉しいポイントです。
コンパクトながら大容量給紙が可能。また、後トレイがあるため写真用紙や封筒、ラベル用紙なども印刷できます。キヤノンオンラインショップ価格は60,500円(税込)。
インクは、GI-36が対応しており、インクのチップスでは互換インクの取り扱いもございます。
GX7130

引用:キヤノン 公式サイト
FAX機能付きでマルチなニーズに対応できるインクジェット複合機です。
複合機ながら限られた場所を有効に使えるコンパクトサイズ。直感的な操作をサポートする「2.7型タッチパネル液晶」搭載しており、感度が高く、軽いタッチでも直感的に操作できます。また、利用機会の多い機能をカスタム登録すればワンタッチで呼び出せるので便利です。キヤノンオンラインショップ価格は79,750円(税込)。
インクは、GI-36が対応しており、インクのチップスでは互換インクの取り扱いもございます。
モバイルインクジェットプリンター「TR163」

引用:キヤノン 公式サイト
外出先で必要となる文書をその場ですぐに印刷できるモバイルプリンターのTR163。従来機種よりもWi-Fi接続性とセキュリティー性能を強化し、外出先での利便性と安全性を向上しています。
ビジネスバッグにも入るほどコンパクトながら、給紙容量は最大50枚。従来機種同様、外付けバッテリーがオプション商品として発表されています。キヤノンオンラインショップ価格は30,250円(税込)。
インクは、BCI-19が対応しており、インクのチップスでは互換インクの取り扱いもございます。
A3 ノビ対応インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-G2」

引用:キヤノン 公式サイト
大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF(イメージプログラフ)」シリーズの新製品の「PRO-G2」。上位機種と共通の新顔料インク「LUCIA PRO II」を搭載し、印刷物の耐光年数は従来機種の60年から200年(※1)へと大幅に向上し、作品として長期間の保存や鑑賞が可能となっています。また、従来機と比べて容積比約85%とコンパクトに。キヤノンオンラインショップ価格は90,200円(税込)。
※1 光沢プロ[プラチナグレード]使用時。JEITA(社団法人 電子情報技術産業協会)発行のデジタルカラー写真プリント画像保存性評価方法(JEITA CP-3901B)の屋内耐光性試験方法および寿命判断基準に準じて算出した予測値。
インクは、PFI-G2シリーズが対応しています。
まとめ
今回発表されたキヤノンの新しいビジネス向けのインクジェットプリンターシリーズは、それぞれの用途に最適化されており、ビジネスやクリエイティブ用途など幅広いニーズに対応できるラインナップでした。
PRO-G2以外のプリンターは既存のインクカートリッジやインクボトルが採用されており、インクのチップスでも互換インクを販売していますので、印刷コストを削減したい方はぜひご検討ください!