資料を「雑誌のように見開きで見せたい!」と両面印刷をしたのに、「裏面が上下逆さまに印刷されてしまった…」いう経験はありませんか?
大量に印刷した後に気づくと、時間も紙も、そして大切なインクも無駄になってしまい、ショックですよね。実はこれ、印刷設定の「長辺とじ」と「短辺とじ」の選択ミスが原因であることがほとんどです。
この記事では、印刷を失敗しないために「長辺とじ」「短辺とじ」の違いと正しい選び方を分かりやすく解説します!
両面印刷の基本!長辺とじ・短辺とじとは?
両面印刷を設定する際、必ずと言っていいほど出てくるのが「長辺とじ・短辺とじ」。
結論から言うと、「用紙のどの端をクリップやホチキスで留めるか(めくる軸にするか)の違いです。
長辺とじとは
用紙の「長い方の辺」を綴じる方法です。
- A4縦向きの場合:一般的なノートや雑誌のように、左右にページをめくる形になります。
- A4横向きの場合:カレンダーやレポート用紙のように、上下にページをめくる形になります。
短辺とじとは
用紙の「短い方の辺」を綴じる方法です。
- A4縦向きの場合:スケッチブックや伝票のように、上下にページをめくる形になります。
- A4横向きの場合:左右にページをめくる形(パンフレット等)になります。
【図解】用紙の向きと綴じ方の組み合わせ
「どっちを選べばいいの?」と迷ったときは、以下の表を参考にしてください。「どうめくりたいか」をイメージするのがポイントです。
| 用紙の向き | 綴じ方の種類 | 完成イメージ(めくり方) |
|---|---|---|
| 縦向き | 長辺とじ | 左右にめくる(本・雑誌) |
| 縦向き | 短辺とじ | 上下にめくる(メモ帳・レポート用紙) |
| 横向き | 長辺とじ | 上下にめくる(カレンダー・横型資料) |
| 横向き | 短辺とじ | 左右にめくる(横長パンフレット) |

なぜ逆さまになる?失敗を防ぐプリンター設定
「合っているはずなのに、なぜか逆さまになる…」という方は、プリンタードライバーの詳細設定を確認してみましょう。 ここでは、メーカーや機種によって設定方法が異なる事がありますが、一般的な設定方法を解説します。
1. プリンターのプロパティ(詳細設定)を開く
印刷画面から「プリンターのプロパティ」や「詳細設定」をクリックします。
2. 「基本設定」または「ページ設定」を確認
- 印刷の向き: 作成したデータに合わせて「縦」か「横」を選択します。
- 両面印刷: チェックを入れます(「自動」が選べる場合はチェックを入れると便利です)。
3. 「とじ方向」を正しく選択する
ここが最重要です!
- 縦向き資料を普通の冊子にしたい:「長辺とじ(左/右)」
- 横向き資料を普通の冊子にしたい:「短辺とじ(左/右)」
※最近のプリンターは、「印刷の向き」を変更すると、最適な「とじ方向」を自動で判別してくれる賢いモデルが増えています。しかし、特殊なレイアウトの場合は手動での確認が欠かせません。
4. プレビューで最終チェック
多くのドライバーには、設定変更に合わせて「綴じた時のイメージ」を表示するプレビュー機能があります。アイコンの絵が自分の理想のめくり方になっているか、必ず確認しましょう。
長辺とじ・短辺とじとは?まとめ
両面印刷における「とじ方」の設定は、「用紙のどの辺を軸にしてページをめくるか」を指します。
長辺とじとは、用紙の「長い方の辺」を綴じる設定です。
- 縦向き用紙の場合: 一般的な本や雑誌のように「左右」にめくります。
- 横向き用紙の場合: カレンダーのように「上下」にめくります。
短辺とじとは用紙の「短い方の辺」を綴じる設定です。
- 縦向き用紙の場合: メモ帳や単語帳のように「上下」にめくります。
- 横向き用紙の場合: 横長のパンフレットのように「左右」にめくります。
両面印刷に慣れないうちは、まずは1枚だけ出力して、めくる方向に裏面が正しく印刷されているか確認しましょう。

