年賀状には、一言でも手書きのメッセージを添えたいところですね。
メッセージのない、デザインが印刷されただけの年賀状は、「なんだか味気ないな…」と感じる人も多いですし、新年のご挨拶は心を込めて大切に行いたいものです。
しかし、何を書いてよいのか分からないという時もあるでしょう。
そこで、今回は年賀状のあいさつ文について、相手によって使い分けられるようにまとめてみました!上司や先生など、失礼のないように特に気を付けたい相手への文例も載せてますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここでは、賀詞などは省いて、一言程度の添え書きをしたい際の文例をご紹介します。
友達編
親しい友達への一言
・いつもありがとう!感謝してるよ。今年もどうぞよろしくお願いします
・今年もよろしく!また○○に遊びに行こうね
・○○さんとご飯食べに行くのが楽しみだよ
・またみんなで会いたいね!楽しみにしてるよ
くだけすぎない定番の一言
・昨年中はお世話になりました 今年もよろしくお願いします
・○○さんにとって、良い年になりますように
・すばらしい年になりますように
・幸せいっぱいの一年になりますように
・楽しいお正月を過ごしてくださいね
・充実した一年になりますように
しばらく会っていない友達への一言
・お元気ですか?またゆっくりお会いしたいですね
・ご無沙汰してます 今年こそご飯行きましょう。
・お互いに忙しいけど元気で頑張ろう
・○○(子どもの名前)は大きくなったんでしょうね、また一緒に遊びたいですね
同僚編
・昨年は大変お世話になりました 本年もお互いに良い年になりますように
・今年もお互い頑張りましょう!
・共に飛躍の年になるといいですね!
・また今年も面倒をかけるかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いします
・お互い体に気を付けて頑張ろう
・今年も仕事終わりの打ち上げを楽しみに頑張ろう!
上司編
・旧年中は大変にお世話になりありがとうございました
・本年もご期待に添えますよう精進いたす所存でございます
・変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします
・旧年は多大な心遣いを頂きありがとうございます
・本年も仕事に全力を尽くして邁進いたしますのでご教示を賜りますようお願い申し上げます
・昨年中は至らぬことの多い私に温かくご指導頂き感謝しております
・今年はよりいっそう飛躍の年になるよう頑張る所存でございます
・どうぞ変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます
先生編
在学中の学生から先生へ
・旧年中はご指導を賜りありがとうございました
・特に○○についてご教授いただいたことはこれからさらに学びを深めていきたいと考えております
・本年もご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
卒業生から先生へ
・在学中は大変お世話になりました
・現在は○○で先生にご教授いただいたことを活かしながら頑張っています
・次にお会いできる際には成長した姿をお見せできる事と思っています
・より一層のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます
親族編
頻繁に会う親族の場合
・またぜひ我が家に遊びに来てくださいね
・今年は一緒に旅行でも行きたいですね
・昨年の○○では大変にお世話になりました
・その後お体の調子はいかがですか
・今年は○○くんの卒業と入学で忙しくなりそうですね
・皆さんの元気なお顔を見れることをいつも楽しみにしています
しばらく会っていない親族の場合
・すっかりご無沙汰しておりますが皆様お変わりありませんか
・落ち着きましたら家族でご挨拶に伺おうと思っています
・皆様にとって良い一年でありますように
・良き新年をお迎えになったことと存じます
・我が家は皆元気で過ごしております
・今年もどうぞよろしくお願いいたします
一言メッセージの理想
テンプレートなどに賀詞やおおよその文章が書いてあるケースもありますが、意味が重複しない限りは昨年お世話になったお礼と近況、相手の健康や幸せを願うことばをセットにしてメッセージを書くのが理想です。
ごく親しい友人などにはあまりかしこまって書くとかえって不自然になるかもしれませんが、上司や先生などにはきちんと年賀状の伝統的なマナーを守って送りたいものです。
年賀状のテンプレートやあらかじめ印刷されているイラストは、臨機応変に近しい友人用と上司・先生用などとに分けて用意しても良いでしょう。
まとめ
今回は、相手によって使い分けることができる年賀状のあいさつ文章についてご紹介しました。すべて印刷された文字よりも、ひとこと手書きのメッセージがあった方が相手に気持ちが伝わりやすくなります。
ぜひ、困った時には今回ご紹介した文例を参考にしてメッセージを加えてみてくださいね。
年賀状は、日頃なかなか会うことのできない相手に年に一度あいさつを兼ねて送るケースも多いでしょう。一方的な近況報告やご挨拶にとどまらず、相手を思いやることばや新年の幸せを願うことばを添えることをおすすめします。
もし、しばらく年賀状を出していないのであれば、久々に書いてみてはいかがでしょうか。せっかくなら、ありきたりのメッセージにせずに、特別な言葉を添えて出してみましょう。
きっと、時間はかかっても、楽しいですよ。