Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました - インクのチップス本店

TS203、買ってみました

先日、家電量販さんで地味にデビューしていたので購入してみました。
こちら、デビューしたてのTS203です。近い将来、ニッポンの「最安値プリンタ」となるであろう期待のホープです。

Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

TS203です。購入時は7千円台でした。

ちょっと、先輩のiP2700と並んでいただきましょう。
ワイドが2センチほど小さくなりましたが、全体的にはそれほど大きな変化はないようです。色もブラックのみです。

Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

手前のTS203は、天板が細かい網目の模様が入っています。
奥が先輩のiP2700、手前が新人のTS203です。
※ちなみにiP2700用の再生インクはこちらで販売中です。

TS203は、上面が水平ではなく、手前に傾斜しているのですが写真だと分かりにくいですね。

早めに申し上げておきますが、このタイプのプリンタはランニングコストがどうしても高くなります
ある程度継続的に印刷をすることが見込まれている方は、例えばエプソンであれば「 EP-880A 」(その前のモデルであれば EP-879A 。性能としてはほとんど変わりません。)のような「独立型インク」のプリンタをお選びになるのが賢明です。

とりあえずスターターインクで印刷してみます

プリンタに付属しているスターターインクは、もちろんメーカー純正の高品質、かつ高価格なインクです。インクのチップスでは純正品よりもお手頃な「BC-345XL 再生インク/ BC-346XL 再生インク」を販売しております。最初から安い方を使いたくなるそのお気持ちも分かりますが、スターターインクにはいろいろな設定を行う機能もあるそうなので、まずは付属のインクカートリッジをセットいたします。

Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

泣く子も黙る純正インク。プリンタ購入時に1セット付属しています。

ヘッド位置の調整をした後、印刷してみました。
まあ、その、普通に印刷できますね。
ごく稀にですが、純正品にも不具合品はございます。当店でも純正品で「プリンタが認識しない」という不具合品に当たったことがありますが、今回のスターターインクは順調に使用できました。
独立型インクのモデルよりも、若干、音が気になる感じはございますが、プリンタ本体のお値段を考えるとこんなもんかな、と思います。正直、エプソンの「エコタンク」モデルの方がやかましいです。

BC-345 / 346 再生インクカートリッジの実力は?

実は、海外ではこの「 BC-345 / BC-346 」を使用するプリンタはずいぶん前から発売されていました。
Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

BC-345XL/346XLの再生インクです。ラベルが浮いているのは、筆者が一度はがしたためです(._.) 

そのため、当店では昨年秋に「 TS3130 」が発売されてすぐ、「 BC-345XL / BC-346XL 」のリサイクルインク詰替えインクを販売開始いたしました。
 当然、TS3130での動作テストは行っておりますが、このTS203ではどうでしょう。

Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

印刷できました!
このタイプのインクカートリッジにはゴツいICチップが付いているのですが、中国のICチップメーカーの腕もなかなかのもので、インクの型番が純正で同じものであれば、後から発売されたプリンタでも問題なく使えることがほとんどです。

ちなみに、他社さんの「再生インク」はインクの残量表示に対応していないものが多く、プリンタ本体の設定を変更しないと使えないことがほとんどです
が、インクのチップスのBC-345XL ・ BC-346XL再生インクはちゃんと残量表示に対応したICチップを使用しています。なので、プリンタ本体の設定は特に変える必要もなく、純正が使い終わったらさくっと交換できます。ちょっと大事なモノを刷るときに、さっと純正に戻すのも、もちろんOK。この利便性が他社さんの再生インクと違うとこ<ろです。

他社の再生インクが残量表示に対応していないのは、つまりそっちの方が製造コストが安いからで、日本国内に限らず、再生インクは残量表示に対応していないのがスタンダードです。
当店では、製造コストが高いのは承知で、ほぼ特注で「残量表示対応の再生インク」を作ってもらっています。

ついでに申し上げますと、インクのチップスで販売している「再生インク」は、「1回目の再生」限定 です。2回も3回もリサイクルしているインクは、プリントヘッドが消耗してしまって印刷が荒くなりますので、提携工場で「材料」となる使用済みインクを仕分ける際にしっかりと選別してもらっています。
さらに、再生が済んだインクカートリッジは、実際にプリンタにセット して印刷テストを行ってからパッケージされています。

この「全数検品」 も、提携工場のみなさまに「そこまでやるんですか」と若干引かれましたが(笑)、ご対応いただいております。
もちろん、「1回目の再生」に限定するのも「全数検品」を実施するのも、タダというわけにはいかないです。それなりに仕入れはお高いですが、お客様にがっかりされるのが何よりイヤなので、できる限りの品質を追求しています。
この再生インクを製造している提携工場、場所は中国の南の方ですが、恐らく世界でも五指に入る規模の工場で、世界中にリサイクルインクを出荷しています。ただ、その中でも「インクのチップス」はいちばんうるさい顧客らしいです (笑)

純正品と比較してみましょう

先ほど純正インク(スターターインク)で印刷したものと 、再生インクで印刷したものを比較してみましょう。

Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました

左が純正インク、右が再生インクです。
多少ピンクの部分の色合いが違いますけど、実はPCのモニターで見た色とはどちらも多少違います ので、どっちもどっちですね(笑)。
この価格のプリンタで高画質を求める人はいないとは思いますが、色合いが気になるようでしたら、画像ソフトなどで明るさやコントラストを微調整していただければと思います。今回はどちらかというと、純正品の「赤」が強すぎる感じでした。強いて言うなら再生インクで印刷した方が、モニターに近い色ですね。写真との相性もありますし、まあ、よくあることです。

ちなみに、TS203に付属していたCDでインストールできるユーティリティを使って印刷すると、画像の自動補正がオンの状態がデフォルト です。
青空がより青くなったり、人物の顔色が良くなったりしますが、たまにキツい色合いに仕上がってしまうことがありますので、手動で画像の補正ができる方は、自動補正はオフにしていただいた方がいいかと思います。

今回ご紹介いたしました再生インクは、純正で言うところの「大容量(XL)サイズ」です。お値段は、もちろん純正品よりもぐっとお安くなっております。
スターターインクを使い切った際には、ぜひご利用ください!

また、「詰替えインク」というのもございますので、今日セットしたインクを使い切りましたら、近いうちにこちらのコーナーでも詳しくご紹介したいと思います。

関連商品:TS203対応互換インク BC-345+346シリーズはこちら




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