急なプリントが必要になったとき、最も便利なのがコンビニプリントサービスです。文書や画像を手軽に印刷できるだけでなく、全国の多くの店舗で24時間利用可能です。
この記事では、特に人気のあるセブン‐イレブン、ファミリーマート、そしてローソンのプリントサービスを取り上げ、プリンター関連の情報を発信しているインクのチップス本店編集部が、それぞれのサービスの特徴や使い方、最新の料金を詳しく解説します。
コンビニプリントにはどんなサービスがある?
コンビニ大手のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンは、それぞれプリントサービスを提供しています。
セブン‐イレブンでは「ネットプリント」(かんたんnetprint/netprint)、ファミリーマート・ローソンでは、シャープ製のマルチコピー機を使った共通サービス「ネットワークプリント」が利用できます。
これらのサービスは、オンラインで事前にファイルをアップロードし、店舗のマルチコピー機で印刷するシステムです。主にPDFやJPEGなど、多くのファイル形式がサポートされており、ビジネス文書から個人の写真まで、幅広いニーズに対応しています。
セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンの違いは?
各コンビニのプリントサービスには特色があります。
セブン‐イレブンのネットプリントは、予約番号を発行してマルチコピー機に入力するだけのシンプルなプロセスが特徴です。
ファミリーマートやローソンでは、チケット購入などで知られる「Famiポート(※現在はマルチコピー機に画面統合)」や「Loppi」といったサービスがありますが、プリント機能自体はこれらとは異なり、両社共通の「ネットワークプリント」というサービス名で提供されています。印刷の操作方法や料金体系もほぼ共通しています。
3社とも普通紙の白黒・カラー印刷料金はほぼ横並びですが、写真プリントの料金にはやや差があります。詳しくは次の料金表で確認しましょう。
コンビニプリントの料金はいくら?
コンビニでのプリントサービスの料金は、印刷するページ数、カラーかモノクロか、用紙の種類(普通紙・写真用紙など)によって異なります。以下は各社公式サイトで公開されている基本メニューの料金です。
| コンビニ | 白黒(B5/A4/B4/A3) | カラー(B5/A4/B4) | カラー(A3) | 写真プリント(L判) |
|---|---|---|---|---|
| セブン‐イレブン | 20円 | 60円 | 100円 | 40円 |
| ファミリーマート | 20円 | 60円 | 100円 | 30円 |
| ローソン | 20円 | 60円 | 100円 | 30円 |
※価格はすべて税込・1枚あたり
※試算条件:各社公式サイトに掲載されている基本メニュー(文書・画像プリント)の店頭価格。会員登録の要不要による差、キャンペーン割引、証明写真・シール紙など特殊メニューの価格は含みません
※価格の取得時点:2026年7月時点
※出典:セブン‐イレブン公式サイト「ネットプリント料金表」、シャープマーケティングジャパン公式サイト「ネットワークプリント料金表」(ファミリーマート・ローソン共通)
※価格は変更される場合があるため、印刷前に必ず最新の料金を各社公式サイトでご確認ください
2024年9月にセブン‐イレブンで料金改定があり、現在は普通紙の白黒・カラー印刷について3社の価格はほぼ横並びになっています。差が出やすいのは写真プリントで、L判はファミリーマート・ローソンの方が10円安い傾向です。
なお、コンビニプリントは都度払いのため単価は高めですが、印刷枚数が多い方は自宅にインクジェットプリンターを1台用意した方がトータルコストを抑えられる場合があります。特に大容量インク搭載モデル+互換インクの組み合わせは、1枚あたりのコストを大きく下げやすい方法です。
A3サイズの印刷はコンビニでは1枚100円前後とやや割高になるため、A3印刷の頻度が高い方は、A3対応プリンターの購入も選択肢の一つです。
コンビニプリントで使えるファイル形式・対応デバイスは?
各コンビニのプリントサービスでは、主にPDF、JPEG、TIFF、Microsoft Officeファイルなど、様々なファイル形式がサポートされています。
これらのファイルは、スマートフォンやPC、USBメモリから直接アップロード可能です。
特にスマートフォンを使用する場合は、各コンビニの専用アプリを利用することで、より簡単にファイルを送信し印刷を行うことができます。対応デバイスや操作方法は、各コンビニの公式ウェブサイトまたはアプリ内で詳しく説明されています。
コンビニプリントの手順は?
コンビニでのプリントプロセスは非常にシンプルで、次の4ステップで完了します。
プリントしたいファイルを準備する
PDFやJPEGなど、対応形式のファイルを手元に用意します。
サービスにファイルをアップロードする
各社のネットプリント/ネットワークプリントにファイルを登録します。
予約番号・QRコードを確認する
アップロード完了後に発行される予約番号またはQRコードを控えます。
店舗のマルチコピー機で印刷する
画面の指示に従って予約番号を入力し、印刷設定を確認してプリントします。
初めての方でも、各ステップが画面上に明確に表示されるため、安心して利用できます。
コンビニプリントは安全に使える?
コンビニプリントサービスでは、顧客のプライバシー保護とセキュリティが重視されています。
セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンでは、予約番号やQRコードを使用することで、プリント指令が顧客自身にのみ限定されるように設計されています。これにより、他人による不正取得を防ぐことが可能です。
また、アップロードされたファイルはプリント完了後、システムから自動的に削除されるため、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。
さらに、各コンビニでは端末ごとにセキュリティ対策が施されており、定期的なセキュリティ更新が行われていることも安心材料の一つです。
コンビニプリントでよくあるトラブルは?
コンビニプリントでは時折トラブルが発生することもありますが、その多くは簡単に解決できます。
一般的な問題としては、ファイル形式が対応していない、予約番号の入力ミス、プリントアウトが予定と異なる色で出力されるなどがあります。
これらの問題に対処するためには、まずプリント前にファイル形式がコンビニのシステムと互換性があることを確認し、予約番号は正確に入力することが重要です。カラー設定やその他のプリント設定も確認し、不明点があれば店舗スタッフに相談することをお勧めします。
【Q&A】コンビニプリントに関するよくある質問
Q1. コンビニプリントの料金はどこが一番安いですか?
A. 普通紙の白黒・カラー印刷は、セブン‐イレブン・ファミリーマート・ローソンともに同一料金です(2026年7月時点、白黒20円・カラー60円・A3カラー100円)。写真プリント(L判)はファミリーマート・ローソンの方が10円安い傾向にあります。
Q2. スマホからコンビニプリントするには何が必要ですか?
A. 各社の専用アプリ、または事前にファイルをアップロードするネットプリント/ネットワークプリントへの登録が必要です。登録自体は無料で、印刷時にのみ料金が発生します。
Q3. ファミリーマートの「Famiポート」とプリントサービスは同じものですか?
A. 異なります。「Famiポート」はチケット購入や各種申込みなどを扱うサービスの名称です(※現在はマルチコピー機の画面内に統合されています)。印刷機能自体は「ネットワークプリント」というサービス名で提供されており、マルチコピー機を直接操作して利用します。ローソンの「Loppi」も同様にプリント機能とは別の端末です。
Q4. コンビニプリントで対応しているファイル形式は?
A. PDF、JPEG、Microsoft Word・Excel・PowerPointなどに対応しています(サービスにより多少異なります)。詳細は各社公式サイトでご確認ください。
Q5. コンビニプリントと自宅プリンター、どちらが安いですか?
A. 印刷枚数が少ない・たまにしか使わない方はコンビニプリントの都度払いが手軽です。一方、印刷頻度が高い方は、大容量インク搭載プリンター+互換インクの組み合わせの方が1枚あたりのコストを抑えやすい傾向にあります。
Q6. 証明写真もコンビニで印刷できますか?
A. 可能です。マルチコピー機の証明写真プリントメニューから複数サイズをまとめて印刷できます。ただし運転免許証やパスポートの申請など公的な用途で使う場合は、事前に各窓口の規定をご確認ください。
まとめ|用途に合わせてコンビニプリントを使い分けよう
この記事では、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンの各コンビニで利用できるプリントサービスについて解説しました。
コンビニプリント利用のポイントまとめ
- 普通紙の白黒・カラー印刷料金は3社ほぼ横並び(2026年7月時点)
- 写真プリントはファミリーマート・ローソンの方がやや安い
- 価格は変動するため、印刷前に最新料金を確認する
- 印刷頻度が高い方は、自宅プリンター+互換インクの方がコストを抑えやすい場合もある
コンビニプリントサービスを利用することで、外出先でも簡単に文書や写真を印刷できるため、急なビジネスニーズや個人的な用途にも対応可能です。各サービスの特徴を理解し、自分のニーズに最適なコンビニを選んでみてください。

