ライブやコンサート会場で良く見かける「推しうちわ」や「ファンサうちわ」。
一見、自分で作るのは難しそうに見えますが、材料は100均などで購入でき、おうちプリントで簡単に作れることを知っていますか?
この記事では推しうちわについて詳しく解説し、最後に作り方もご紹介します!
推しうちわ、ファンサうちわって何?
推しうちわ、ファンサうちわはライブやコンサート会場、イベントなどで使われる自作のうちわのこと。他にも「応援うちわ」と呼ばれることもあります。
うちわを作る目的は人それぞれですが、基本的にはコンサートやイベントで推しにファンであることを伝えたり、ファンサ(ファンサービス)をしてもらうためです。例:「指さして」や「ハート作って」など
推しうちわ、ファンサうちわはどこで手に入る?
ファンサうちわは手作りするか、もしくは業者へ注文したり通販で購入できます。それぞれメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
手作りうちわ | 通販等で購入 | |
---|---|---|
メリット | ・安い ・こだわることができる ・すぐにできる |
・手間がかからない ・きれい ・ネオンスプレー等特殊な方法がある |
デメリット | ・手間がかかる ・購入するものよりきれいに仕上げるのが難しい |
・高値 ・こだわりたい人には既製品は物足りない |
金額 | 150円~500円前後 | 1,500円~3,500円前後 ※送料等がかかる場合もある |
時間 | 1時間~3時間 | 通販の場合は3日~7日かかる場合も |
手作りうちわの場合
既製品よりきれいに仕上げることが難しいものの、こだわりを持って作ることができるうえに、材料さえあれば早ければ1時間ほどで作成できるという魅力があります。
通販などで購入する場合
業者へ注文したり、通販で購入する場合は、手作りに比べて価格が高く、届くまでに時間がかかるものの、仕上がりは美しく、ネオンスプレーで作られたうちわなど、自分で作るにはハードルが高いものも手に入れることができます。
推しうちわ、ファンサうちわの決まりごと
推しうちわのサイズは?
コンサートやイベントで使用する場合は、縦28.5×横29.5cm以下にしましょう。
アイドルグループ等で公式に定められているサイズが大体上記のサイズとなります。ダイソーやハンズなどで購入できるうちわもこのサイズの場合がほとんどですが、購入する前に確認することがベストです。
推しうちわの印刷サイズは?
うちわの形ぴったりに1枚の紙で印刷したい場合はA3サイズがおすすめです。
1枚で作成しない場合は、A4サイズにパーツごとで印刷・カットし、うちわに貼り付ける方法でも作成できます。
今回はA4サイズで印刷したものをそれぞれカットし、貼り付ける方法でうちわを作成しました!
推しうちわを作る時に注意すること
推しうちわを作るときには、ホログラムなど光に反射する素材は使用不可、うちわからはみ出る様な装飾は禁止、など、コンサートやイベントによってルールがあります。
手作りをする前に公式サイトなどで情報を確認して作成しましょう!
推しうちわを実際に作ってみた!
インクのチップス編集部の女性スタッフ2人で推しうちわを実際に作成してみました♪
家庭用プリンターで文字を印刷し、それを切り貼りして作るうちわや、番外編としてリングを使用したカンペうちわも作成していますので、それぞれ参考にしてみてください!
推しうちわ作成に必要な道具
推しうちわの作成に必要な道具は下記です。うちわは今回、ダイソーのデコうちわを購入しました。
その他の道具も家にあるものや100円均一で購入できるものばかりです。
うちわ以外が家にある場合は200円~300円ほどで揃います!
今回使用している文房具はインクのチップスで販売している物もあるので、最後にご紹介します♪
STEP1:入れたい文字を決めて、サイズを確認する
入れたい文字を決めてうちわのサイズを確認します。
今回は「うさみみして」で作成!「うさ」「みみ」「して」を3行に分けたいので、ちょうど良く入るように、しっかりとサイズ確認をします。
うちわのサイズぴったりに印刷したい場合はA3サイズが丁度良いですが、今回は家庭用のプリンターで印刷するため一般的なA4サイズで、3枚に分けて印刷します!
STEP2:文字を作成する
文字のデザインを作成します。今回はillustratorを使用しました。うちわぴったりに収まるよう、サイズの調整していきます。
文字のフォントはゴシック体がおすすめです!太めで視認性が高く、遠くからでも見やすいのが特徴です。また、縁どりがしやすい点もポイントです♪ 今回はイラストレーターを使用しましたが、スマホアプリなどを利用すると、より簡単に作成することができるので、そちらもおすすめです。
STEP3:プリンターで印刷する
実際にプリンターで印刷していきます。
自宅のプリンターで印刷する場合は、印刷設定の品質を「最高」にしておくことを忘れずに!
【印刷設定の品質 設定方法】(brotherの場合)
①印刷データを開いて、印刷ボタンをクリックし、詳細設定を選択。
②品質の設定を「最高」にする。
※お持ちのプリンターやPCによって設定方法が違う場合があります。
実際に印刷してみたものがこちら。
インクのチップスで販売している互換インクを使って印刷してみました!きれいに印刷できています♪
STEP4:印刷した文字をカットしていく
カッターやはさみを使って印刷した文字やパーツをカットしていきます。
STEP5:カットした文字を貼っていく
カットが完了したら、大体の配置を決めて、のりや両面テープで貼り付けていきます。
今回使用するのりは三角形なので、細かなところも塗りやすかったのでおすすめです!
STEP6:完成!
パーツを全部貼ったら完成です!簡単にかわいく作ることができました♪
番外編!カンペうちわの作り方!
今回はカンペうちわも作成してみました!
カンペうちわとは、お願いしたいファンサ文字が書かれた紙を複数枚重ね、カンペのようにメッセージを切り替えられるようにしたうちわのことです。
先ほどの推しうちわと同様に、簡単に作ることができました♪
カンペうちわ作成に必要な道具
STEP1:アプリを使用して文字を作成し、印刷をする
アプリを使用して、うちわの形をした図形の中にファンサの内容を入れていきます。
複数枚作成したら、今回はA3サイズで印刷します。
何度も使用したい場合は、印刷してうちわの形にカットしたものを画用紙に貼ると強度が増すのでおすすめです!
今回使用したアプリはこちら:ファンもじ、アイビスペイント
STEP2:上部に穴を開ける
うちわ本体と、紙の上部に穴あけパンチで穴を開けます。
端ギリギリをせめると失敗するので注意してください!(1回失敗しました…!)
また、穴を開けた後に「ビニールパッチ」で強化すると長持ちするのでおすすめです。
STEP3:リングを付けて完成!
穴を開けた部分にリングを付けて完成です!ペラペラとめくれるカンペうちわも簡単に作成できました♪
まとめ
今回、初めてうちわを作成しましたが、想像以上に簡単で楽しく作ることができました!推しのことを思いながら作成し、コンサートやイベントでぜひ活躍させましょう♪
推しうちわを作る際には、ぜひ参考にしてみてください!
【 今回使用したインクのチップスで購入できる商品はこちら 】