こんにちは。インクペディア編集部です。
2022年6月27日、インクのチップスは従来の配送サービスレベルを格段にグレードアップし、「最速配送」を開始しました！
今回は、「最速配送」を実現に導いたインクのチップス 担当者に突撃インタビューしました。
どのような経緯で最速配送のプロジェクトを立ち上げたのか、実現するまでに苦労した点など、とっても濃～い話を聞くことができましたので、皆様にご紹介させていただきます♪
インクのチップス スタッフしろみーさんへインタビュー
熱弁するチップススタッフの"しろみー"さん
――まず初めにインクのチップスでの担当業務を教えてください。
しろみー ： インクのチップスを運営する株式会社キュリエのネット事業部として、ご購入前のお客様対応からご購入後のアフターフォロー、また、注文情報や在庫情報などを管理するシステムの運用や物流関連など、いわゆるバックオフィスとよばれる業務全般を手広く担当しています。
――バックオフィス！裏からインクのチップスを支えてくれているのですね、いつもありがとうございます！
それでは、早速ですが今回リリースしたという「最速配送」ってなんですか？
しろみー ：はい！簡単に説明すると、今までは当日出荷の締め時間が15:00までだったのですが、この締め時間が2022/6/27から17:30までに大幅延長いたしました！また、土日祝に関しても平日同様に出荷可能になりました！
――それは、すごい改善ですね！チップスでは今までもお客様からは「配送がはやい」という声が届いていましたが、さらにグレードアップしたのですね。なぜ改善に取り組んだのでしょうか？
しろみー：もちろんこれまでも配送レベルに関して嬉しいお声が届いていました。しかし、インクやトナーは無くなって（切れて）から注文される方が多く、なかには「もっと早く届けてほしい！」というお客様の要望もあり、当社としてももっと多くのお客様に早く商品をお届けしてご満足いただけるよう、今回の配送サービス改善プロジェクトに踏み切りました。
――たしかに、これまでは土日祝の発送もしていませんでしたし、平日も当日出荷は15:00までのご注文のみですから、ご注文いただく日時によってはお届けに時間がかかってしまうケースもありましたね。
配送サービスのグレードアップを実現するためにはどのようなことが大変でしたでしょうか？
しろみー：インクのチップスは商品配送の体制として、委託倉庫会社に発送をお願いしていることもあり、配送業者の集荷時間など自社内だけでコントロールできる部分が限られており、調整がなかなか思うように進まなかったのは大変でしたね。
実は、私自身は元々物流関係の担当ではなく前担当者の退職に伴って引き継いだ経緯があるのですが、自分で問題点を洗い出し課題解決に導く為には、物流会社と同等の知識が無いと交渉する事もできません。正直、私自身は物流業界の経験もなく本当に滞りなく改善することができるのか不安でした。
――なるほど。そうなると、お客様対応などサポート業務に加えて物流関連も担当するという二足の草鞋を履く事になりますよね、大変ではありませんでしたか？
しろみー：はい（汗）。
はじめは物流関連について少しずつ知識をつけながらよい方法はないか検討していたのですが、このままではいつまでたっても改善が進まないと一念発起し、普段の業務の合間を縫って勉強したり、商品の発送体制自体を大きく変更することも視野に入れ、物流会社十数社に渡り倉庫見学や比較検討を行いました。
もちろん足りない部分は多々ありましたが、交渉できるくらいのレベルになった事で今回の目標を達成できたと思っています。
とはいえ、通常業務もこなさなくてはいけないのですが、そこはお客様対応のプロであるチームメンバーたちに助けてもらい、私は集中して本プロジェクトに取り組めたのが大きいですね。
――元々物流の担当じゃない中、新しい挑戦でしたね！その他、進めるにあたって何か懸念点などはありましたか？
しろみー：そうですね、やはり一番は”コスト”の問題でしょうか。
昨今、円安の影響で各社値上げをしていますが、物流に関しても同様です。通常であれば、配送レベルをアップグレードさせる為には一定のコストがかかってしまいます。当日中に発送可能なご注文時間を延長することや土日祝に発送する事も本来コストがかかるサービスであり、社内で吸収しきれない状況になってしまうと価格に転嫁しなければならなくなります。
ただ、配送サービスの拡充を目的にしてお客様に負担をかける事はあるべき姿ではないと考え、委託倉庫の担当者さんと協力し、ご注文～商品発送までのオペレーションの見直し・改善を行いました。具体的には委託倉庫さん側で土日祝も発送したいと考える他のクライアントさんを集めていただき、それに対して人員をアサインできた事や、商品を発送するために使用する資材等のコストを見直す事で従来のコスト水準でサービスレベルの改善できる体制を整えることができました。
～実際に比較してみました～
――そうなんですね、こう見ると、かなりのグレードアップですよね！ご自身として一番大変だったことって何でしょうか？
しろみー：そうですね～当店の事務所から委託倉庫まで、往復で2時間以上かかるのですが、何度も行き来した事が正直しんどかったです！！・・・というのは冗談ですが(笑)
今回の配送サービスをアップグレードさせる為には、先ほど申しあげた通り、当社のみで何とかなるものではなく、委託倉庫会社様に協力をしていただいたことはもちろんですが、配送業者様の協力を得ることが一番苦労しましたね。
昨今、配送業者も人員不足や労働環境の課題など様々な問題を抱えています。また、「物流業界の2024年問題」として働き方改革関連法の自動車運転業務への適用が開始される事への対応も急務となっている状況です。そのような中で、お客様のご注文時刻に合わせて配送業者を変更することや、出荷した商品を持ち込む集配所を変更するなど様々な方法を検討しながら、配送業者様と密に連携をとり様々なオペレーションを見直していくことで、サービス拡充につながったと思います。
写真は実際のチップス倉庫
――そんな苦労があったんですね…
2022年6月27日に「最速配送」が始まりましたがいかがですか？お客様の反応はなにか変わりましたか？
しろみー：メールやお電話、店舗のレビューで配送の早さについてお褒めいただける件数が圧倒的に増えました。配送に関しては元々注力していたため、これまでもレビューに書いていただいていましたが、本サービスをはじめたことで想像以上にレビューが増え、お客様にご満足頂けている事を実感しています！
また、平日の15:00以降や土日祝など、これまで当日発送の対象としていなかった時間帯でのご注文も着実に増えているのも嬉しいですね。 ただ、まだまだお客様へサービスとして伝えきれていないとは思うので、総合的にご満足いただけるサービスを提供している事を認知していただき、より多くのお客様にご利用いただける事を願っています。
――そうですね！今後のお客様へ伝えることは是非私たちインクペディア編集部に任せてください！(笑)
今回は、配送サービスレベルのアップデートという新しい取り組みが実現しましたが、今後の展望や目標を教えてください！
しろみー：そうですね、今回大幅に配送レベルのアップデートの実現はしましたが、昨今では大手の配送業者ではカバーしきれない領域で「ラストワンマイル業者」が進出してきています。
当社もうまく活用することでより、配送サービスレベルをさらに向上する事ができると思っています！実現にはまだまだ時間がかかるとは思いますが、今後も業界情報には常にアンテナを張って情報収集し模索していきたいと思っています。
――ありがとうございます、期待しています！最後に、この記事を見ているお客様へ一言メッセージをお願いいたします！
しろみー：今まで以上の配送サービスを提供する事が出来るようになりましたが、これがゴールではなく、今後も長州力さんの「逆境？それ、チャンスだよ」の名言を心に刻み、日々精進していきますので乞うご期待！
しろみーさん、今回はインタビューさせていただきありがとうございました！
インクのチップス は、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90％OFFでご提供しております。17:30までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。
