年賀状を書いている際、住所や名前、メッセージなどを書き間違えてしまった経験はありませんか?
いわゆる「書き損じはがき」なんて言いますが、そのままゴミ箱行きになっている方も多いのではないでしょうか。
実は書き損じはがきは、捨てずにいろいろと有効活用ができるんです!
今回は、書き損じた年賀状はがきが交換できるのか?その他どのように有効活用できるか?をご紹介します!
書き損じの年賀はがきは交換できる
ちょうど年賀状を書いていて、書き損じてしまいどきどきしている方、ご安心ください。
書き損じた年賀状は、交換することができます!交換できるものや交換場所、手数料など詳しくご紹介します。
書き損じ年賀はがきと交換できるもの
書き損じ年賀はがきと交換できるものは、年賀状はがき、通常のはがき、郵便書簡、普通切手、レターパックなどに交換することが可能です。
年賀はがきを切手に交換する場合は、手数料分を差し引いた値段の切手と引き換えになります。
年賀状だけではなく、普通切手やレターパックに交換できるのは嬉しいですよね。
年賀はがきの交換場所
最寄りの郵便局で交換することができます。
※ゆうゆう窓口では、書き損じのはがきや年賀はがきの交換を受け付けていますが、一部のゆうゆう窓口では受け付けていません。利用希望の郵便局が対応しているかどうか、事前に確認しておきましょう。
郵便局は、平日の16時や17時までしか開いていないことが多いですが、比較的大きな郵便局は土日も受け付けている場合もあります。
事前に、郵便局の営業時間を調べた上で、交換しにいきましょう。
年賀はがきの交換手数料
書き損じた年賀状はがきを交換する場合、1枚あたり5円の手数料がかかります。
また、年賀状印刷・お手軽年賀などの印刷代金等を含む商品を書き損じた場合は、料額分(購入金額から印刷代金等を除いた金額)での交換となります。
年賀はがきの交換期間
書き損じた年賀状を、新品の年賀状と交換できる期間は、「郵便局で年賀状を販売している期間」になります。
ただし、通常のはがき、切手、郵便書簡への交換は販売期間後や他年度発行のものでも年中交換可能です。
例年、およそ11月の頭から1月の上旬付近が年賀状の販売期間になっているようです。
ちなみに2025年用の年賀状販売期間は、2024年11月1日(金)~2025年1月10日(金)となっています。
年賀はがきは払い戻し(返金)できる?
年賀はがきの払い戻し(返金)は残念ながら郵便局ではできません。
どうしてもお金に戻したいという方は、後述の「金券ショップで現金化も可能」をお読みください。
年賀はがきの交換についての注意事項
年賀状の交換には1点注意点があります。はがきの表面(宛名を書く方)の左上に、「63円」と金額が書いている切手のようなものが印刷されていますよね。
これは、「料額印面」といって、切手と同じ効力を持っています。そのため、この料額印面を汚してしまうと、交換ができなくなってしまいますので注意が必要です。
喪中、服喪になってしまった場合の年賀はがきの交換
喪中、服喪になってしまった場合は、郵便局の窓口にてその旨を伝えることで手数料なしで新品のはがきや切手と交換することができます。また、既に印刷・書き込み済みのはがきでも手数料なしで交換可能です。
交換の際は郵便局の窓口にて、請求者の氏名、住所、亡くなられた親類の方との続柄を書面に書く必要があります。
未使用の年賀はがきも交換できる?
枚数を予想して年賀はがきを買ったつもりでも、予想外に余ってしまうことってありますよね。そんな未使用の年賀状は、通常切手、郵便はがき、郵便書簡(ミニレター)など交換できます。手数料は1枚あたり5円です。
間違って別の種類の年賀はがきを購入してしまったという場合でも、未使用で販売期間内であれば、購入したかった種類の年賀はがきに無料で交換してもらえます。ただし、四面連刷、広告付など一部の券種や年賀状印刷、お手軽年賀などの絵柄印刷代金等を含む商品は対象となっていないようです。
また数年前の過去の年賀はがきでも通常切手、郵便はがき、郵便書簡(ミニレター)、レターパックなどと交換できます。ただし、今年度分の年賀はがきには換えてもらうことはできません。
未使用の年賀はがきでお年玉が当選した場合
未使用や書き損じた年賀はがきなど、自分で買った年賀はがきであっても、お年玉に当選した場合は通常通り賞品と交換することができます。
ちなみに、2025年のお年玉商品や当選本数、日程などはこちら。
抽選日:2025年1月20日(月)
引換期間:2025年1月21日(火)から2025年7月22日(火)
年を越して余った年賀はがきや、書き損じた年賀はがきで交換しなかったものは、お年玉抽選までは大切にとっておきましょう。
年賀はがきのその他の活用方法
上記で紹介した以外にも、いくつか活用方法があるのでご紹介いたします。
年賀はがきは寄付できる
書き損じた年賀状のはがきは、日本ユニセフ協会、公益社団法人日本ユネスコ、その他さまざまなNPO法人などに寄付することができます。
書き損じはがきが、お金や切手に交換され、募金としてや活動の通信費(郵送料)として利用される仕組みができているのです。
交換する必要がないという場合は、寄付を通じて社会貢献するというのも良いですね。
年賀はがきは金券ショップなどで現金化も可能
書き損じた年賀はがきは、手数料を払えば交換はできるが、払い戻しはできないとのこと。
ですが、実ははがきは金券ショップで買い取ってもらえるのです。書き損じたはがきも、発送していなければ売れます!
買い取り相場は、買い取る金券ショップにもよりますが、30円~40円 ほどです。
はがきや切手と交換してもあまり使い道がないという方は、金券ショップを活用するのが一番得策だといえます。
懸賞用の応募はがきにする
余った年賀はがきの活用法として、懸賞用のはがきに使うという方法もあります。
はがきとして使うので、「年賀」の文字を黒のボールペンを使用して二重線で消してください。
「年賀」の文字が消されていないと、お正月に年賀状として届けられる可能性があるので要注意です。
また、差出人を家族連名で印刷している場合は、応募者が誰か分かりやすいように、自分以外の名前は消した方がよいでしょう。
はがきとして使えるといっても、友人などに送るはがきとしては適さないので、懸賞応募などでの再利用がおすすめです。
フリマアプリで売る
書き損じた年賀はがきは、買い取り業者や金券ショップではなく、フリマアプリで売買するという方法も考えられます。
メリットとしては、スマホなどを使って簡単に出品できることと、金券ショップなどの営業時間に合わせなくても、自分の都合のよいときにできることです。
ですが、はがき自体の単価が安いので、販売手数料や送料などのコストを差し引くと、売上代金は大きく目減りするでしょう。
また、購入者とのやり取りや、売れた場合は品物の送付を行うなどの手間がかかります。
フリマアプリでは、宛名などが記載されていると、売れにくいばかりでなく、個人情報が流出することも懸念されますので、取り扱いには十分注意してください。
まとめ
いかがでしたか?年賀状を書き間違えないに越したことはないですが、もし書き損じてしまった場合でも、交換したり、寄付したり、換金することができるので、捨てずに有効活用しましょう。
年賀状って、とにかくインクをたくさん使いますよね。インク代だけではなく、2025年度から年賀はがきは63円から85円に値上がりし、支出が増えて懐が痛いですね点。
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