家庭のプリンターをあまり頻繁に使わない人は、よく印刷面の向きに困ることってありませんか?コピー用紙なら1枚くらいの失敗は水に流しやすいかもしれませんが、年賀状となると話は別。
2025年用の年賀はがきは1枚85円で販売されていて、できれば無駄にはしたくないですよね。書き損じのはがきは郵便局で交換してもらえるものの、手数料がかかります。
ですから、できるだけ年賀状の印刷は慎重に、失敗のないようによく確認してから行うことが大切です。特に、宛名面と裏面の両面を印刷する場合は失敗のリスクも倍になりますから、よく注意したいですね。
この記事では、年賀状の印刷する向きについての注意点や確認方法についてご紹介します。
ついやってしまう、年賀状はがき印刷の向きの間違い
年賀状の印刷でよくある失敗といえば、印刷の向き。上下が逆、あるいは表裏が逆という失敗は、多くの人が一度は経験したことがありますよね。上下・裏表を間違えるという失敗は、印刷のミスのなかでもダントツで多いです。
印刷の向きの失敗は、そのプリンターの使用方法をきちんと理解し、正しく用紙をセットすることで回避することができます。
年賀はがきの正しい向きは?
縦書きの年賀はがきの場合、上下が逆であればすぐに気がつくと思いますが、問題は横書きの場合です。あまりよく知られていませんが、横書きにも上下があることをご存じでしょうか?横書きのはがきの場合、表面を縦にした時に左側にくる辺をひっくり返した時に上側に持ってくるのが正しい方向です。
プリンターごとの年賀はがきをセットする向きの確認方法
年賀状印刷の失敗で圧倒的多数を占める向きの問題については、各プリンターメーカーの説明をよく理解することが大切です。
今回は、家庭でよく使われるエプソンとキャノンの印刷向きの確認方法についてご紹介します。
EPSON(エプソン)のプリンターのはがき印刷の向き
EPSONのプリンターは機種によっても異なりますが、上トレイ、下トレイ、手差し給紙の3箇所から給紙します。どの場所でも、印刷面を下にして、デザイン・絵柄が上にくる方向から差し込むようにセットします。
機詳しくは、公式サイトからそれぞれの機種の印刷向きについて確認することをおすすめします。
Canon(キヤノン)のプリンターのはがき印刷の向き
公式サイトのQ&Aで給紙方法についての説明がされています。
オートシートフィーダの場合は、印刷したい面を上にして、デザイン・絵柄の上に位置するほうから差し込みます。カセットの場合は、印刷したい面を下にして、デザイン・絵柄が上に位置するほうから差し込みます。
自動両面印刷に対応している機種では、宛名から印刷できるようにセットします。これは、印刷の順番が宛名→裏側(通信面)という風にすでに設定されているためです。
自動両面印刷に対応していない機種では、表と裏それぞれセットすることになりますが、この場合は先に裏側(通信面)を印刷したあとで宛名を印刷することが推奨されています。これは宛名面に残ったインクが裏面に付着して汚れることを避けるためです。
その他、年賀状印刷で注意したいこと
上記で紹介した以外に年賀状印刷で注意すべきことがいくつかあるので、詳しく紹介します。
年賀状のレイアウトのズレの対策
印刷してみてレイアウトが大きくズレてしまうのも、よくある失敗と言えるでしょう。レイアウトのズレは、設定を確認して調整し、試し刷りをしながら確認すると安心です。
インクのかすれには「ヘッドクリーニング」
インクが詰まったり何らかの不具合が起きたことで線がかすれてしまったり、余計な線が入ってしまうこともあり得ます。
インクのかすれなどは詰まりなどの可能性があるため、ヘッドクリーニングを行いましょう。ヘッドクリーニングとは簡単に言うとプリンターのお掃除のことです。
ほとんどのインクジェットプリンターにはヘッドクリーニング機能がついています。メーカーや機種によって手順が違うので、取扱説明書で確認しましょう。
それでも改善されない場合は洗浄用カートリッジを使用するのがおすすめです。
洗浄カートリッジについて詳しくはこちら:洗浄カートリッジの使用方法のご紹介!
印刷ミスや書き損じしてしまった年賀はがきは交換してもらおう
家庭でプリンターを使うのは年賀状の季節だけ、という方もいますよね。なかなか1発で印刷を成功させるのは難しいものです。
印刷ミスをしてしまった年賀はがきは最寄りの郵便局で新品の年賀はがきと交換することができます。ただし1枚あたり5円の手数料がかかるので気をつけてくださいね。印刷ミスをしてしまったから…と破棄するより良いでしょう。
参考記事:【2024年版】書き損じた年賀状はがきは交換できる?交換方法やその他の活用方法を詳しく紹介!
インク代を安く抑えたい場合はインクのチップスの互換インクがおすすめ
年賀状印刷はかえって高くつくと言われることがあります。その理由の多くは、インク代。家で年賀状を印刷した場合、1枚あたりのコストは業者に依頼するよりも安いです。しかし、インクが切れていて新たに購入しなければならない場合は、使いきれる量の年賀状がなくてもまとまった額のインク代を支払うこととなりますね。
インクにかかるお金はそれぞれ異なりますが、5,000円を越えるものが多いですよね。確かに、あまり多くない年賀状のために高いインク代を払うのは、躊躇して当然。もし、年賀状印刷以外にプリンターを使う機会がないのなら、なおさらです。
でも、インク代そのものが安く購入できれば、話は別。もちろん、インク代が安くなればなるほど、年賀状1枚あたりの印刷コストは安くなります。
プリンターのインクは純正品以外にもあるのを知っていますか?インクのチップスが提供する互換インクは、純正品よりも安く、純正品に負けないほどのクオリティに自信がもてる製品です。これまで純正品のインクしか購入したことがなく、印刷コストを削減したい方は一度検討してみてください!
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