インクの残量が無くなり、互換インクや再生インクに交換しようとすると、プリンターのパネルやパソコンに「純正品ではありません」といった警告が表示されることがあります。「プリンター本来の性能を発揮できないことがあります」など不安になるメッセージもあり、「このまま使って大丈夫?」と心配になりますよね。実際に、インクのチップスのお客さまからも同様のお問い合わせをいただくことがあります。本記事では、プリンターに純正以外のインクをセットした際に出る警告の意味と、メーカー別の対処法、さらに非純正インクが認識しないときの原因まで詳しく解説します。
純正以外のインク(非純正インク)とは、プリンターメーカー以外の会社が製造・販売する「互換インク」や、使用済みカートリッジを再利用した「再生インク」の総称です。
プリンターで純正以外のインクを使うと出る「純正品ではありません」とは?無視しても大丈夫?
まずは、純正じゃないインクをセットしたときに警告が表示される仕組みと、無視して使ってよいのかを解説します。
互換インクや再生インクをプリンターにセットすると、「純正品ではありません」という警告が表示されることがあります。「純正じゃないインクでも普通に印刷できるのになぜ?」と不思議に感じますよね。
プリンターはインクを読み込む際、カートリッジに付いているICチップを認識し、純正品か非純正品かを判別しています。プリンターメーカーとしては自社の純正インクを使ってほしいため、純正以外のインクを検知すると警告を表示する仕組みになっているのです。つまりこの警告は、故障やエラーを知らせるものではなく、メーカーがユーザーに純正品の使用を促すためのメッセージです。
純正インク・互換インクのそれぞれにメリット・デメリットはありますが、互換インクを使用したからといって印刷ができなくなることはありませんのでご安心ください。
互換インクの仕組みや純正品との違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
純正じゃないインクで警告が出たらどうすればいい?【メーカー別の対処法】
警告メッセージの内容や表示のされ方はメーカーによって異なります。ここでは、エプソンとHPのプリンターで純正以外のインクを使った場合の対処法をそれぞれ紹介します。
エプソンのプリンターで「純正品ではありません」と表示されたら?
エプソンのプリンターに互換インクをセットすると、いくつかのメッセージが順番に表示されます。次の手順で進めれば、そのまま問題なく使用できます。
インクカートリッジを交換する
残量が無くなったインクを新しい互換インクと交換し、スキャナーユニットを閉めます。
カートリッジの認識を待つ
プリンターが交換したインクカートリッジを認識するまで、しばらく待ちます。
警告文で「OK」を押す
「純正品ではありません。プリンター本来の性能を発揮できないことがあります。」という警告文が表示されるので、そのまま「OK」を押します。
「はい」を選択して完了
最後に「このカートリッジをこのまま使用しますか?」と表示されるので、「はい」を選択します。これでプリンターがインクを読み込みます。
この警告文は、互換インクを交換するたびに毎回表示されるため少し面倒ではありますが、互換インクでも問題なく印刷できますので、気にせず進めて大丈夫です。
パソコン側に「エプソン非純正品が検出されました」と表示された時
プリンター側でのインク交換が完了すると、今度はパソコン側に「エプソン非純正品が検出されました」と表示されることがあります。画面右下にある「はい」をクリックすれば、今まで通り印刷できます。

HPのプリンターで警告が出た場合の対処法は?
HPのプリンターでも、純正以外のインクを装着すると警告文が表示されます。プリンターの型番によって警告文の内容は微妙に異なりますが、表示されるメッセージごとの対処法を紹介します。
「以前に使用されたHP純正カートリッジが取り付けられました。」と表示される場合
再生インクを利用した際に、プリンターのディスプレイに下の写真のようなメッセージが表示されます。「続行」ボタンを押すことで、引き続き利用できます。

「HP製でないインクカートリッジが装着されています。」と表示される場合
この警告文は、HP178シリーズなど、純正ではない他社製の互換インクカートリッジが装着された際に表示されます。再生インク交換時と同様、そのまま「OK」を押しましょう。その後、「プリンター保証では、他社製カートリッジ、またはインクの使用により生じた修理またはサービスを保証しません」といった警告文が表示されますが、こちらも「OK」を押せばインクの交換は完了です。
「互換性のない旧世代カートリッジが取り付けられています。」と表示される場合
注意が必要なのがこの警告文です。これが表示されてしまうと、装着したインクは使用することができません。詳しい原因は次の章で解説します。
プリンターが非純正インクを認識しないのはなぜ?
「警告が出るだけ」ではなく、純正じゃないインクをセットしてもプリンターがまったく認識しないケースもあります。主な原因は次の2つです。
ICチップの仕様変更で認識しないケース
HPに限らず、新しいプリンターが発売されたとき、プリンター本体は新しくても、対応インクは旧世代から引き継がれている場合があります。たとえばHPでは、2015年発売の「ENVY 4520」と2017年発売の「Officejet 5220」の対応インクは、どちらも同じ「HP63」です。
本来であれば旧世代のインクをそのまま使えるはずですが、メーカー側の互換インク・再生インク対策として、同じインク型番でもICチップの仕様を変更し、新しいプリンターでは旧仕様のインクを使えなくさせることがあります。この場合、プリンターの画面に「互換性のない旧世代カートリッジが取り付けられています。」と表示され、装着したインクは使用できません。純正インクを購入するか、お使いのプリンター機種に適合した互換インク・再生インクを購入しましょう。
セット不良や接触不良で認識しないケース
ICチップの仕様変更以外にも、カートリッジの保護シールのはがし忘れ、ICチップ部分の汚れによる接触不良、プリンター側の一時的な認識エラーなどが原因で、非純正インクが認識しないことがあります。カートリッジのセットし直しやプリンターの再起動で解消する場合も多いため、まずはこちらの記事で原因を順番に確認してみてください。
純正インクと純正以外のインクはどちらを選ぶべき?
「純正品ではありません」の警告は、あくまでプリンターメーカーによる純正品への誘導が目的です。警告が出ても問題なく印刷できるため、価格と品質のバランスで選んで構いません。純正インクと純正以外のインクの主な違いを表にまとめました。
| 純正インク | 純正以外のインク(互換・再生) | |
|---|---|---|
| 販売元 | プリンターメーカー | メーカー以外の会社 |
| 価格 | 高め | 純正より安い(インクのチップスでは純正品に比べ最大90%OFF) |
| セット時の警告 | 表示されない | 「純正品ではありません」等が表示されることがある |
| 印刷可否 | 問題なく印刷できる | 警告後にOKを押せば問題なく印刷できる |
※価格はインクのチップス本店の自社販売価格に基づく比較です(2026年6月時点)。割引率は商品によって異なります。
純正インクは価格が高い分、メーカーによる高い印刷品質が保証されています。一方、インクのチップスの互換インクは、安いだけでなく、国際規格に対応した提携工場で生産された高品質商品のため、安心してお使いいただけます。さらに商品保証1年に加え、ご購入後1年以内のプリンターであればプリンター本体にも1年保証が付くのは、インクのチップスならではの特長です。
インクのチップスの品質管理やサポート体制について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
【Q&A】純正以外のインクの警告に関するよくある質問
プリンターで純正じゃないインクを使う際によくいただく質問をまとめました。
Q1. 「純正品ではありません」の警告を無視して印刷しても大丈夫?
はい、問題ありません。この警告はメーカーが純正品の使用を促すためのメッセージで、故障やエラーを知らせるものではありません。「OK」や「はい」を選択すれば、そのまま通常通り印刷できます。
Q2. 純正以外のインクを使うとプリンターは壊れる?
警告が表示されても、互換インクを使用したことが原因で印刷ができなくなることはありません。品質管理がしっかりした互換インクであれば、純正品と同じように使用できます。万一に備え、商品保証やプリンター本体保証のある販売店を選ぶとより安心です。
Q3. 純正じゃないインクを使うとメーカー保証はどうなる?
HPの警告文にもあるように、非純正インクの使用が原因と判断された故障は、メーカー保証の対象外となる場合があります。インクのチップスでは、ご購入後1年以内のプリンターであればプリンター本体にも1年保証が付くため、メーカー保証面の不安をカバーできます。
Q4. 警告は毎回表示される?消すことはできる?
エプソンなど多くのメーカーでは、互換インクに交換するたびに警告が表示される仕様になっており、表示自体を完全に消すことはできません。毎回「OK」を押す手間はかかりますが、印刷品質や動作には影響しません。
Q5. プリンターが非純正インクを認識しないときはどうすればいい?
まずカートリッジのセットし直しと、プリンターの再起動を試してください。「互換性のない旧世代カートリッジ」と表示される場合は、ICチップの仕様変更が原因のため、お使いのプリンター機種に適合した互換インク・再生インクへの買い替えが必要です。
Q6. 互換インクと再生インクの違いは?
互換インクは、純正品と同じように使えるよう新規に製造されたカートリッジです。再生インクは、使用済みの純正カートリッジを回収・洗浄し、インクを再充填したものです。どちらも純正以外のインクとして、純正品より安く購入できます。
まとめ:純正以外のインクの警告は落ち着いて対処しよう
最後に、プリンターで純正じゃないインクを使う際のポイントをまとめます。
純正以外のインクの警告 対処ポイント
- 「純正品ではありません」はメーカーによる純正品への誘導で、無視して使用しても問題ない
- エプソンは「OK」→「はい」、HPは「続行」「OK」を押せばそのまま印刷できる
- 「互換性のない旧世代カートリッジ」と表示された場合は、機種に適合したインクへの買い替えが必要
- 認識しない場合はセットし直し・再起動を試し、解消しなければ販売店サポートへ相談する
- 保証付きの高品質な互換インクを選べば、純正以外でも安心して使える
インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しており、17:30までのご注文で当日配送いたします。商品保証1年に加えプリンター本体1年保証も付いているため、初めて純正以外のインクをお使いになる方も安心です。印刷コストの削減にぜひご活用ください。

