2024年8月29日、キヤノンは家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、2024年9月中旬に発売される4機種を発表しました。新たに登場するのは、多機能モデル「XK130」「TS8830」「TS3730」と、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載した「G3390」です。これらの新モデルは、写真印刷から文書印刷まで、家庭やビジネスでの多様なニーズに応える設計となっています。
家庭用インクジェットプリンター“PIXUS XK130/TS8830”など4モデルを発売(外部サイト)
多機能モデル「XK130」と「TS8830」 - 高画質な写真印刷と優れた操作性
「PIXUS XK130」と「PIXUS TS8830」は、ハイブリッドインクシステムを採用し、写真と文書の両方を高画質に印刷できるハイエンドモデルです。上下に開閉するチルト式オペレーションパネルと、視認性の高い4.3型カラー液晶タッチパネルを搭載しており、ユーザーの使い勝手を向上させています。
PIXUS XK130
PIXUS XK130は5色インクを使用し、低ランニングコストで印刷が可能です。L判フチなし印刷のコストは約10.0円と経済的であり、日常的な写真印刷に最適です。
インクは、XKI-N21/N20シリーズが対応しており、インクのチップスでは互換インクの取り扱いもございます。
PIXUS TS8830
PIXUS TS8830は6色インクを搭載し、より高画質な写真を約10秒(L判フチなし)で印刷できます。趣味の写真印刷にこだわりたいユーザーにとって魅力的な選択肢です。
インクは、6色インクのBCI-331/330シリーズが対応しており、インクのチップスで互換インクの取り扱いもございます。
両モデルとも、ユーザーがよく利用する機能を自由に設定できる「Switch UI」を採用しており、スムーズな操作が可能です。
大容量タンクモデル「G3390」 - 低コストで大量印刷を実現
「G3390」は、特大容量の「GIGA TANK」を搭載したモデルで、主にビジネス文書や学習教材などの大量印刷に適しています。自動両面印刷機能を搭載しており、家庭でも手軽に両面プリントやコピーが行えます。
ブラックインクボトル1本でA4約7,600ページ、カラーインクボトルでA4約8,100ページの印刷が可能です。インクコストは、A4モノクロ文書1ページあたり約0.4円、カラー文書1ページあたり約1.0円と、非常に低コストです。
2.7型カラー液晶タッチパネルにより、直感的に操作ができ、日常的な大量印刷でもコストを気にせず利用できます。
インクは、ボトルタイプのGI-31シリーズが対応しており、インクのチップスで互換インクボトルの取り扱いもございます。
シンプルモデル「PIXUS TS3730」 - 安定した接続性と使いやすさを追求
「PIXUS TS3730」は、シンプルさと使いやすさを重視したモデルで、Wi-Fi接続機能が強化されています。5GHz帯※1に対応しており、より安定したネットワーク接続が可能です。
(※1 無線インフラモードのみに対応。ただし、Wi-Fiの標準規格IEEE802.11acには未対応。)
このモデルは、基本的な印刷機能を備えつつ、簡単に操作できる設計となっており、初心者やシンプルな操作を求めるユーザーに適しています。
インクは、BC-366/365シリーズが対応しており、インクのチップスでリサイクルインクの取り扱いもございます。
まとめ
キヤノンの新しい「PIXUS」シリーズは、家庭用からビジネス用まで幅広いニーズに応じた4つのモデルを提供しています。高画質な印刷が可能な多機能モデルから、低コストで大量印刷が行える大容量タンクモデル、そしてシンプルで使いやすいエントリーモデルまで、ユーザーは自分のニーズに合ったプリンターを選ぶことができます。
2024年9月中旬に発売予定のこれらの新モデルは、写真印刷や文書印刷の品質向上と、コストパフォーマンスの両立を目指した設計で、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。