年末になると会社でも大掃除の準備が始まりますね。
ご自分のテーブル・パソコン回りはもちろんのこと。普段掃除しない、蛍光灯の拭き上げ・冷蔵庫の整理・電子レンジ・共有品の棚の整理 いろいろと手を掛けるところは多いと思います。
そこでお客様からインクのチップスへ「プリンタの清掃はどうしたらいいの?」
とご質問を頂きました。
この件を今回は記事にしたいと思います。
レーザープリンタ 複合機の掃除
レーザープリンタや複合機は今やオフィスには欠かせない備品です。
来年も気持ちよく使い、長持ちさせるために掃除したい。
今回ご質問を頂いたお客様もそのように仰っておられました。
プリンタ内部には飛散したトナー、紙粉、紙粉がトナーと固着した凝固物のようなものが、1年も使うとたくさん発生します。
しかしながら、掃除機を使うのはお勧めをしません。
家庭用の掃除機はトナーのような細かい粉塵には対応しているケースが少なく、
掃除機にもダメージを与えかねません。
また、粉塵が細かいため排気から室内にトナー粉をまき散らすこともあります。
ただ、量が非常に多いトナー漏れによる汚れがある場合、それを拭き取ると言ってもかえって汚れを広げてしまうこともあるため、「掃除機」は使いたくなります。
あくまでも例外処置として、お勧めはしませんが、どうしても使いたい場合は掃除機の排気口をウエットティッシュのようなもので軽くテープ止めして排気が通るのを確認し、プリンタの電源を必ず切ってプリンタ内部の電気を放電させたのち、作業に取り掛かってください。10秒以上の吸引作業行わないようにしてください。
一方で、下記の写真の画像のような汚れ方をしているケースがほとんどだと思います。
図の赤丸のところが汚れです。トナーカスや紙粉で汚れています。
これらは軽く付着している程度であれば乾いた布で拭き取っていただくのがベストです。
なかなか、取れない汚れであれば、よく水をきった布で拭いてそのあと、乾いた布で乾拭きしてください。
清掃ですので、あくまでもプリンタ内の見えている箇所だけでOKです。
これだけでプリンタの寿命がだいぶ延びます。
ドラムユニットの赤丸の箇所 このようなパーツは多少トナーがついていても無視してください。
もともとの機能で廃トナーをかきとって廃トナーボックスへ流す機能がついています。
また、印刷にも影響を与える箇所なので触らないほうがいいです。
プリンタで「機能」としてついている「クリーニング」をつかう。
プリンタによってはメーカーの仕様でこの機能がついている場合があります。
主に「定着器」という最終熱圧着装置をクリーニングする役割があります。
メーカーの説明書などに記載していますのでやってみると案外汚れがとれます。
キヤノン、メーカー説明書はこちら
ブラザー、メーカー説明書はこちら
キヤノンとブラザーは商品によっては自己でメンテナンスが可能です。
沖のレーザープリンタもパーツが全て取り外せるので清掃はしやすいですね。
インクジェットプリンタの清掃
インクジェットプリンタは構造的に内部に紙粉が溜まるとか、インク漏れがひどくて飛散するといった現象はほとんどみられません。
そのため、外装を吹き上げてほこりや汚れをとることはあっても内部までは掃除するということは必要がありません。
目詰まりが主な原因となります!
年賀状をつくるこの時期、久しぶりにプリンタを使用する方もたくさんいらっしゃるとおもいます。
久しぶりにインクジェットを使うと必ずと言っていいほど、「ヘッドクリーニング」が必要です。
インクのチップスではインクメーカー・工場と連携してこの分野で日々、研究をしています。
目詰まり解消法にこの記事をご覧ください。必ずお役にたてると思います。