2023年10月5日、エプソン販売株式会社より、インクジェットプリンター計7機種9モデルが発表されました。
- EP-M476T
- EP-886AW/AB/AR
- EP-816A
- EP-716A
- PF-81-2024
- PX-M161T
- PX-S161T
大容量インクタンクを搭載したエコタンク搭載モデルが3機種。カラリオプリンターモデルが3機種。年賀状印刷に特化したハガキプリンターが1機種となっております。
EP-M476T
引用:エプソン販売
近年、エプソンが開発に力を入れている大容量インクタンクを搭載したエコタンクシリーズの家庭向けモデル(A4カラー)として発表されました。エコタンクのエントリーモデルとしての位置づけである本機種ですが、インク交換1回で、カラー約7,500枚・ブラック約4,500枚としっかり大量印刷ができます。
新型インクの呼び名は OHA(オハジキ) !?
EP-M476Tは、新型インクのOHA(オハジキ)シリーズが対応です。エプソンのインクが他プリンターメーカーと違う点として、ユーザーにわかりやすいように、英語や数字だけのインク型番でなく、カメやサツマイモなど覚えやすい呼び名がついています。今回の名称は、おはじき のようです。
インクのチップスでは、これから互換インクボトルを開発しますので、発売時にはお知らせしたいと思います。
EP-886AW/AB/AR
引用:エプソン販売
カラリオプリンターのEP-886は、2022年に発売されたEP-885の後継機種でA4カラー4色対応です。外観に変化はないようです。新たにらくらくモードを搭載し、使い勝手が改善しているようです。
インクはカートリッジ式の KAM(カメ)シリーズ、メンテナンスボックスは EPMB1が対応です。いずれもインクのチップスでリーズナブルな互換品を取り扱っています。
EP-816A
引用:エプソン販売
カラリオプリンターEP-816Aは、2022年に発売されたEP-815Aの後継機種でA4カラー6色対応です。給紙が前面2段となっております。EP-886同様に、外観に大きな変更はないように見えます。本体価格は、EP-886より安価ですが、印刷コストはEP-816Aの方が高く、約24.8円/枚となっております。
インクは、カートリッジ式のSAT(サツマイモ)シリーズが対応です。インクのチップスでは、リーズナブルな互換品と、環境にやさしいリサイクルインクを取り扱っています。
EP-716A
引用:エプソン販売
カラリオプリンターEP-716Aは、2022年に発売されたEP-715Aの後継機種でA4カラー6色対応です。EP-816Aとの大きな違いは、給紙は1段のみとなっています。外観は、他機種と同様に後継機種からの大きn違いはなさそうです。今回発表された中では最も安価なタイプであり本体価格を安く抑えたい方にはよいでしょう。
インクは、カートリッジ式のSAT(サツマイモ)シリーズが対応です。インクのチップスでは、リーズナブルな互換品と、環境にやさしいリサイクルインクを取り扱っています。
PF-81-2024
引用:エプソン販売
年賀状の印刷に特化したプリンターです。パスコンやスマホが不要でタッチパネルを使って一から最後まで年賀状の印刷ができます。来年の干支「辰(龍)」のデザインが豊富に内蔵されています。
インクは、一体型カートリッジ式のIC81(ソフトクリーム)シリーズが対応です。インクのチップスでは、リーズナブルな互換品を扱っています。年賀状印刷は費用がかかるので是非コスト削減をしましょう。
PX-M161T、PX-S161T
引用:エプソン販売
この2機種は、ビジネス向けのA4モノクロプリンターです。PX-M161Tは、スキャナーとADF(自動紙送り)機能付、PX-S161Tはそれらがついていないシンプルなモデルです。2016年発売されたA4モノクロプリンター PX-M160T、PX-S160Tの後継機種です。ビジネスの現場ではモノクロプリンターもまだまだ需要があるのですね。
インクは、YAD(ヤドカリ)シリーズに対応しており、インクのチップスでは対応した互換インクボトルを取り扱っております。
メンテナンスボックスは、新型のPXMB11が対応です。インクのチップスでは、2023年10月時点ではこれから開発となります。
まとめ
エプソンの2023年のプリンターラインナップは、カラリオシリーズの外観や基本スペックの向上が見られる一方で、印刷コスト削減を目指すユーザー向けに互換インクやリサイクルインクの提供も行われています。
特にEP-M476Tは大容量で高機能なモデルで、在宅ワークや家庭印刷の需要に応えるために開発されたと思われます。インクジェットプリンターのユーザーにとって、コスト削減や印刷効率向上の選択肢が増えることは望ましいですね。
記事内で紹介していますが、大半の記事はすでに互換インクやリサイクルインクを扱っております。元々印刷コストが少ないエコタンクでも、互換インクを採用することで、さらに印刷コストを削減することができますので、ぜひ使ってみてくださいね。