プリンターを買い替えたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。
「とにかく安いものがいい」と本体価格だけで選んでしまうと、あとからインク代がかさんで結局高くついた、ということもあります。
この記事では、安いプリンターを選ぶときに確認したいポイントと、本体価格・機能・ランニングコストのバランスで選んだおすすめ機種を、現在購入できるモデルに絞ってご紹介します。
安いプリンターとは、家庭用として購入しやすい価格帯(本体価格1〜3万円程度)のインクジェット複合機のことで、選び方次第でランニングコストも大きく変わります。
安いプリンターは何で選ぶ?失敗しないための3つの視点
プリンター選びで失敗しないためには、「本体価格」「機能・使い勝手」「ランニングコスト」の3つを合わせて確認することが大切です。
本体価格:初期費用をどこまで抑えるか
現在の家庭用プリンターは、本体価格1万円前後のエントリーモデルから、3万円台の大容量タンク搭載モデルまで幅広く販売されています。印刷頻度が低く、初期費用を優先したい方は1万円前後のモデルで十分なことが多いです。
機能・使い勝手:何ができれば十分か
コピーやスキャンが必要か、両面印刷を使うか、スマホから直接印刷したいかなど、必要な機能を先に決めておくと選びやすくなります。自動両面印刷やタッチパネル液晶があると、日常的な使い勝手は大きく変わります。
ランニングコスト:インク代を含めた総コストで考える
本体価格が安くても、インクの価格が高いと使うほど総コストがかさみます。印刷頻度が月に数十枚程度ならカートリッジ式、月に数百枚以上印刷するならエコタンクやギガタンクなどの大容量タイプが総コストで有利になりやすい傾向があります。
ランニングコストの考え方をより詳しく知りたい方は、上記の記事もあわせてご覧ください。ここからは、実際に購入できる現行モデルを目的別にご紹介します。
本体価格を抑えたい人におすすめの2機種
とにかく初期費用を抑えたい方には、標準的な機能をコンパクトにまとめたエントリーモデルがおすすめです。
| 機種 | PIXUS TS3730(キヤノン) | カラリオ EW-056A(エプソン) |
|---|---|---|
| 本体価格(税込) | 8,800円 | 8,434円〜 |
| 発売時期 | 2024年9月 | 2024年2月 |
| インク | 一体型4色ハイブリッド(BC-365/366) | 独立4色(MUGシリーズ) |
| 自動両面印刷 | 非対応 | 非対応 |
| Wi-Fi・スマホ対応 | 対応 | 対応 |
PIXUS TS3730は自動電源オン機能を搭載し、コンパクトで置き場所に困らないのが特徴です。一方EW-056Aは、インクが1色ずつ交換できる独立型のため、よく使う色だけを交換でき、無駄が出にくいというメリットがあります。EW-056A対応のMUG(マグカップ)シリーズの互換インクはインクのチップスでも取り扱っているので、購入後の節約先も確保しやすい機種です。
機能とコストのバランスを取りたい人におすすめの1機種
機能とコストのバランスを取りたい人には、ブラザー DCP-J528Nがおすすめです。2023年10月発売のモデルで、無線LAN・自動両面印刷・タッチパネル液晶を搭載し、1回のインク交換でA4カラーを約500枚印刷できます。本体価格の目安は17,000円前後からとなっています。
DCP-J528Nの純正インク型番はLC411-4PKです。インクのチップスのLC411互換インクを利用した場合、4色パック同士の比較で1回のお買い物あたり2,575円の差額が生まれます(2026年調査時点・自社調べ、比較は同一の4色パック同士で実施)。本体価格だけでなく、インク代まで含めて比較すると、この機種の総コストの下げやすさがよくわかります。
ランニングコストを最優先したい人におすすめの2機種
印刷頻度が高く、1枚あたりのインクコストを重視する方には、インクボトルを補充して使う大容量タンクタイプがおすすめです。
| 機種 | G3390(キヤノン) | EP-M553T(エプソン) |
|---|---|---|
| 本体価格(税込) | 24,900円〜 | 27,900円〜 |
| 発売時期 | 2024年9月 | 2021年2月 |
| インク | GI-31シリーズ(染料+顔料) | TAK(タケトンボ)シリーズ(染料) |
| 印刷コスト(A4カラー) | 約1.0円/枚 | 約3.0円/枚 |
| 自動両面印刷 | 対応 | 非対応 |
両機種とも、インクボトル1本で数千枚単位の印刷が可能な大容量タンクタイプです。G3390は前モデルのG3370から自動両面印刷と2.7型タッチパネル液晶が新たに追加されており(キヤノン公式仕様より)、印刷コストも抑えられているため書類中心の家庭やテレワーク用途に向いています。EP-M553Tは自動両面印刷こそ非対応ですが、染料インクによる写真印刷の発色の良さが特徴で、文書と写真をバランスよく印刷したい方に向いています。
EP-M553TのTAK(タケトンボ)互換インクの価格差について詳しく知りたい方は、上記の記事もあわせてご覧ください。G3390のGI-31シリーズについても、インクのチップスで互換インクを取り扱っています。
本体価格が安くても、互換インクでさらにコストを下げられる
ここまで紹介した機種は、いずれも純正インクのほかに互換インクが流通しているモデルです。本体価格を抑えつつ、インク代も抑えたい場合は、互換インクを検討する価値があります。
互換インクを選ぶときに確認したいポイント
- ISO9001・ISO14001など国際規格を取得した工場で生産されているか
- 購入後の商品保証や、プリンター本体まで保証されるサービスがあるか
- 自分のプリンターの型番に対応した商品か、購入前に必ず確認する
インクのチップスの互換インクは、ISO14001・ISO9001認証のほか、欧州のRoHS指令・REACH規則・CEマーク認証に対応した提携工場で生産しています。商品保証1年に加え、購入後1年以内のプリンターであれば本体にも保証が付くW保証サービスもあるため、購入後も安心して使うことができます。
【Q&A】安いプリンターに関するよくある質問
Q. プリンターは本体価格とインク代、どちらを優先すべきですか?
印刷頻度が低い方は本体価格を優先しても大きな差になりにくいですが、月に数十枚以上印刷する方はインク代を含めた総コストで比較することをおすすめします。
Q. 1万円以下のプリンターでも十分使えますか?
コピーやスキャンなど基本的な機能で十分な方には、1万円以下のエントリーモデルでも問題なく使えます。ただし自動両面印刷など一部の便利機能は非搭載のことが多いです。
Q. 大容量タンクタイプは印刷頻度が低くてもお得ですか?
本体価格が高めのため、印刷頻度が低いと本体価格差を回収できないまま買い替え時期を迎えることがあります。月に数百枚以上印刷する方に向いています。
Q. 互換インクを使うとメーカー保証はどうなりますか?
メーカーの本体保証は互換インク使用時に対象外となる場合があります。インクのチップスのように、インクとプリンター本体をあわせて保証するサービスを提供している販売店を選ぶと安心です。
Q. コピー・スキャン機能は必要ですか?
書類のコピーや、身分証明書・成績証明書などのスキャンをする機会があるなら、複合機タイプを選んでおくと後から不便を感じにくくなります。印刷専用でよい方は単機能プリンターでも十分です。
まとめ:安いプリンター選びは本体価格とインク代のバランスで決める
安いプリンターを選ぶときは、本体価格だけでなく、機能とインク代を含めた総コストで比較することが失敗しないコツです。今回ご紹介した機種はいずれも互換インクが流通しているモデルのため、購入後のランニングコストも抑えやすくなっています。
お使いのプリンターが決まったら、対応する互換インクをまとめてチェックしてみてください。

