インクが安いプリンターの選び方|純正と互換インクで年間いくら変わる? - インクのチップス本店

「プリンター本体は安く買えたのに、インク代がかさんで思ったより出費が増えた…」と感じたことはありませんか?インクが安いプリンターを探すときは、印刷枚数によって選ぶタイプが変わります。たくさん印刷するなら大容量タンク式、あまり印刷しないなら本体が安いカートリッジ式に互換インクを組み合わせると、インク代を抑えやすくなります。

互換インクを扱う専門店「インクのチップス」が、インクが安いプリンターの選び方を解説します。メーカーの公表値をもとに、純正インクと互換インクで1年にいくら違うかも紹介します。エコタンク(EcoTank)などの大容量タンク式と、ブラザー(Brother)などのカートリッジ式の違いもわかります。

インクが安いプリンターを選ぶときは、本体価格ではなく、1枚あたりの印刷コストを見るのが基本です。

インクが安いプリンターを選ぶには何を見ればいい?

本体価格だけで選ぶと、使い続けるうちにインク代で逆転してしまうことがあります。次の3点を順に確認すると、インクが安いプリンターを絞り込めます。

file-text インクが安いプリンター選びで確認する3点

  1. メーカーが公表している1枚あたりの印刷コスト(A4カラー文書・A4モノクロ文書)
  2. 月の印刷枚数に対して、本体価格の高さをインク代の安さで取り戻せるか
  3. 互換インクが販売されている機種か(純正以外の選択肢があるか)

1枚あたりの印刷コストは、各メーカーの製品ページに「A4カラー文書 約◯円」のように載っています。測定条件はメーカーごとに異なるため、メーカーをまたいだ比較は目安として見てください。

インクが安いプリンターはどのタイプ?

公表値で比べると、この2機種ではA4カラー文書1枚あたりのインク代が、大容量タンク式はカートリッジ式の約10分の1です。

項目 カートリッジ式(ブラザー DCP-J926N) 大容量タンク式(エプソン エコタンク EW-M638T)
A4カラー文書1枚あたりのインク代 約9.9円 約1.0円
A4モノクロ文書1枚あたりのインク代 約3.0円 約0.4円
インクの補充 カートリッジ交換 ボトルからタンクへ補充
向いている人 月の印刷枚数が少ない人 月の印刷枚数が多い人

※出典:ブラザー公式サイト「DCP-J926N-W/B」製品ページ、エプソン公式サイト「エコタンク搭載モデル EW-M638T」製品ページ(いずれも2026年9月30日確認)。数値はメーカー公表の税込のインクコストで、用紙代・電気代は含みません。測定条件はメーカーごとに異なるため、2機種の比較は目安です。

大容量タンク式は、カートリッジ式より本体価格が高めです。そのぶん1枚あたりのインク代が安いので、たくさん印刷するほど、高かった本体価格の差を取り戻せます。反対に、あまり印刷しない人は、本体価格の差を取り戻せないまま使い終わってしまうことがあります。エコタンク(EcoTank)やギガタンク(GIGA TANK)など、大容量タンク式の特徴は次の記事で詳しく解説しています。

モノクロの文書が中心なら、レーザープリンターも候補になります。カラー印刷や写真印刷もするなら、インクジェットプリンターが向いています。月に数十枚から数百枚程度の印刷なら、互換インクを組み合わせたカートリッジ式でも、インク代を大きく下げられます。

LC411で計算すると、純正と互換インクは1年でいくら違う?

ブラザーの「LC411」は、DCP-J926NやDCP-J928Nなどの人気A4複合機で使われるインクです。純正インクと、インクのチップスの互換インクで、月30枚・100枚・300枚を印刷した場合の1年のインク代を比べてみましょう。

項目 純正 LC411-4PK インクのチップス互換 LC411-4PK
4色セット価格(税込) 4,565円 1,990円(約56%OFF)
カラー1枚あたりのインク代 約9.1円 約4.0円
月30枚印刷した場合の年間インク代 約3,290円 約1,430円(年間約1,850円お得)
月100枚印刷した場合の年間インク代 約10,960円 約4,780円(年間約6,180円お得)
月300枚印刷した場合の年間インク代 約32,870円 約14,330円(年間約18,540円お得)

※試算条件:「4色セット価格÷カラー印刷可能枚数(約500枚)」で1枚あたりのインク代を出し、年間の印刷枚数(月30枚=360枚、月100枚=1,200枚、月300枚=3,600枚)を掛けています。純正・互換ともカラーの印刷可能枚数は約500枚で同一です(純正はブラザー公表値、互換は商品ページ記載値)。1枚あたりの金額は四捨五入して表示しており、年間金額は四捨五入前の値で計算しています。価格は2026年9月30日時点の税込価格です(純正:ブラザーダイレクトクラブ、互換:インクのチップス本店)。ブラザーが公表するA4カラー文書の約9.9円(DCP-J926N)とは算出方法が異なるため、数値は一致しません。ヘッドクリーニング等で消費するインク、用紙代、電気代は含みません。

月100枚印刷する場合、純正インクなら年間約10,960円、互換インクなら約4,780円で、差は年間約6,180円です。印刷枚数が多いほど差は広がり、月300枚なら年間1万円台後半の差になります。比較に使ったLC411対応の互換インクはこちらです。

LC411-4PK 互換インク 4色セット

ブラザーのLC411シリーズ(DCP-J926N、DCP-J928Nなど)に対応した互換インクの4色セットです。印刷可能枚数はブラック約375枚、カラー約500枚(商品ページ記載)。残量検知に対応し、ご注文日から1年間の保証が付いています。

商品ページを見る
プリンターのインク代を抑えるブラザー用 LC411-4PK 互換インク 4色セット

インクのチップスの互換インクは、ISO9001・ISO14001認証の工場で生産しています。全商品に1年保証が付き、当社の互換インクが原因でプリンター本体が故障した場合に備える「W保証」(購入後1年以内、アウトレット品は除く)もご用意しています。

互換インクのメリットとデメリットは?

互換インクのメリットとデメリットは次のとおりです。

thumbs-up 互換インクのメリット

  • LC411-4PKなら、純正4,565円に対して1,990円と、価格を半額以下に抑えられる
  • 残量検知に対応し、純正と同じようにセットして使える
  • 2セット・3セットなど、まとめ買いしやすいセット販売がある

alert-triangle 互換インクのデメリット

  • メーカー純正品ではないため、プリンターメーカーの保証対象外になる場合がある
  • 純正品と色合いが異なる場合がある
  • 販売店によって品質や保証に差があるため、保証のある店舗を選ぶ必要がある

デメリットのうち、品質や保証の差は、サポート体制の整った販売店を選ぶことで抑えられます。互換インクの仕組みや純正品との違いは、次の記事で詳しく解説しています。

今のプリンターでインク代を安くするには?

すでにプリンターを持っている場合も、使い方を見直すだけでインクの消費を抑えられます。互換インクへの切り替えとあわせて試してみてください。

印刷設定で見直せるポイントは?

印刷品質とカラー設定は、初期設定のままだと、必要以上にインクを使っていることがあります。次の3つを見直すと、インクの減りを抑えられます。

file-text 印刷設定で見直す3つのポイント

  1. 書類の確認用や社内資料は、品質を「ドラフト」「はやい」にする
  2. 文書の印刷は、グレースケール(モノクロ)を初期設定にする
  3. 2in1(割付)印刷や両面印刷を使い、用紙代も抑える

写真や提出用の書類など、きれいに仕上げたいときだけ標準品質・カラーに戻せば十分です。

電源の切り方や目詰まり対策でインクは節約できる?

電源は、本体の電源ボタンで切りましょう。コンセントや電源タップで直接切ると、プリンターが正常な終了処理を行えず、次回の起動時に余分なクリーニングが実行されてインクを消費することがあります。

また、長期間使わないとインクが乾いてノズルが詰まり、回復のためのクリーニングでインクを多く使う原因になります。定期的にテスト印刷やノズルチェックをしておくと、目詰まりの予防になります。操作方法はお使いのプリンターの取扱説明書で確認し、目詰まりが直らない場合はメーカーのサポート窓口にご相談ください。

インクを安く買うにはどこがいい?

同じインクでも、購入先によって価格や届くまでの早さは変わります。純正・互換それぞれの買い方は、次の記事で比較しています。

【Q&A】インクが安いプリンターに関するよくある質問

インクが安いプリンターの選び方と、インク代を抑える方法について、よくある質問にお答えします。

インクが安いプリンターはどのタイプですか?

たくさん印刷するなら、エコタンクなどの大容量タンク式です。この記事で比べた2機種では、A4カラー文書1枚あたりのインク代が、タンク式はカートリッジ式の約10分の1でした。ただしタンク式は本体価格が高めなので、月の印刷枚数が少ない場合は、カートリッジ式に互換インクを組み合わせるほうが総額を抑えやすくなります。

本体が安いのに、インク代が高く感じるのはなぜですか?

純正インクの価格には、プリンター本体の開発費などが含まれているためです。互換インクは、その分を価格に上乗せする必要がないので、同じ用途でも価格に差が生まれます。

印刷枚数が少ない場合は、どのタイプがお得ですか?

カートリッジ式に互換インクを組み合わせる方法が有利になりやすいです。タンク式は本体価格が高いぶん、たくさん印刷してインク代の安さで差額を取り戻す使い方に向いているからです。LC411で計算すると、月100枚の印刷で年間約6,180円、互換インクのほうが安くなりました。

互換インクを使うと、プリンターが壊れることはありますか?

品質の低い製品では、目詰まりなどのトラブルが起きる可能性があります。購入先は、保証やサポートのある販売店を選びましょう。インクのチップスでは、全商品に1年保証を付け、当社の互換インクが原因でプリンター本体が故障した場合に備える「W保証」もご用意しています。

互換インクに替えると、印刷の色は変わりますか?

純正品と比べて、色合いが異なる場合があります。また、純正から切り替えた直後は、インクが混ざり合って印刷にかすれが出ることがあります。その場合は、通常より多めにヘッドクリーニングを行うと改善することがあります。

印刷しなくても、インクは減りますか?

はい、減ります。インクジェットプリンターは、目詰まりを防ぐために電源のオン・オフ時などに自動でクリーニングを行い、そのときにインクを消費します。

まとめ:インクが安いプリンターは1枚あたりのコストで選ぶ

インクが安いプリンターは、本体価格ではなく、1枚あたりの印刷コストと月の印刷枚数で選ぶと失敗しにくくなります。

file-text インクが安いプリンター選びのポイント

  1. メーカー公表の「1枚あたりの印刷コスト」と、月の印刷枚数で比べる
  2. 印刷枚数が多いなら大容量タンク式、少ないならカートリッジ式に互換インクを組み合わせる
  3. LC411で計算すると、互換インクで月100枚の場合に年間約6,180円安くなる
  4. ドラフト印刷やモノクロ印刷など、印刷設定の見直しでもインクの消費を抑えられる
  5. 電源は本体のボタンで切り、定期的なテスト印刷で目詰まりを防ぐ

インクのチップスでは、エプソン・キヤノン・ブラザーなど主要メーカーに対応した互換インクを取り揃えています。17:30までのご注文で当日発送します。インク代を抑えたい方は、お使いのプリンターに対応した互換インクをご覧ください。

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インクのチップス 編集部

株式会社キュリエが運営する「インクのチップス本店」のライティング部隊。インクやトナー、プリンターについてのお役立ち情報を当社熟練の日本人技術者による監修のもと、配信しています。

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