テレワークを機に、家にプリンターが必要になってしまったという方も多いのではないでしょうか。
いざ必要となり、探そうとしても種類があり過ぎて、どれを選んだらよいか分からない・・という方必見です!
今回は、プリンター選びを失敗しないために!使用目的ごとにおすすめのプリンターをご紹介していきたいと思います!
設置場所が限られていて、印刷枚数がごく少ない場合
ペーパーレスが進んだ世の中ですが、たまに「1枚だけ印刷しなきゃいけない書類が・・・」なんてことも。そのたびに、USBメモリを握りしめてコンビニまで行くのも面倒ですよね。
それに、「今後テレワークではなくなる」という方も多いのではないでしょうか。
「一時的に」「少しだけ」印刷したいという方におすすめのプリンターはこちらです。
おすすめプリンター:キヤノン PIXUS TS203
キヤノンのTS203の場合、コピーやスキャンはできない「印刷」専用機で、使わない時はコンパクトに収納できます。
ただし、「ヘッド一体型」と呼ばれるインクカートリッジを使用しているタイプなので、1枚当たりの印刷コストが非常に高くなります。
書類ならまだしも、写真を印刷してしまうと、あっという間にインク切れに・・
インクの消費は早いのですが、プリンター本体価格が安いため、「書類を数十枚出せれば充分」という方におすすめのプリンターです。
対応インクは、BC-346/345シリーズです。
もちろん、インクのチップスでは残量表示に対応した再生インクや、もっとコストを抑えることのできる詰め替えインクもご用意しております。
TS203対応の再生インク・詰め替えインクはこちら ⇒ BC-346/345シリーズ再生・詰め替えインク
スキャンしたい書類があって、印刷はそんなに多くない場合
例えばお仕事で使うモノを購入した場合、領収書を経理に回さないといけないですよね。
でもテレワークの場合、「スキャンしてメールで送っていただければ」なんてこともあったり。
あるいは、手書きで修正を入れた書類を同僚に送りたい、なんていう時も、スマホで撮影した写真だとちょっと格好がつかないですよね。やっぱりスキャナが必要です。
印刷以外に、コピーやスキャンができるプリンターのことを「複合機」と言います。
年末に量販店で売っているプリンターはほとんどが「複合機」ですが、パンフレットの表紙に載るようなモデルは、実はちょっと高い機種なのです。
期間限定のテレワークでしたら、別に液晶画面が大きくなくても、見た目が超かっこよくなくてもいいですよね。
そこでおすすめするのが、エプソンのEP-712Aです。
ちょっと前まで、このひとつ前の型番「EP-711A」が安く販売されていたのですが、流通在庫もなくなってしまったようですので今回は、2019年モデルの「EP-712A」をご紹介いたします。
本体カラーはホワイトのみ、液晶画面も小さいのですが、インクカートリッジは独立型で、なくなった色だけ交換する仕組みです。インクは6色タイプで、写真などもきれいに印刷できます。
コピーやスキャンもできますので、家庭用複合機としては機能は充分かと思います。
ただ、ひとつ残念な点があるとしたら、インクカートリッジに「大容量サイズ」がない、という点です。
インクカートリッジの大きさは「よくあるサイズ」なのですが、あまりインクが入っていませんので、書類などを印刷することになったら、黒のインクをしょっちゅう交換することに・・
対応インクは、SAT(サツマイモ)シリーズです。 もちろん、インクのチップスでは互換インクをご用意しておりますので、最初にプリンターに付属しているインクが減ってきたら、ぜひご注文ください。
EP-712A対応の互換インクはこちら ⇒SAT(サツマイモ)シリーズ互換インク
かなりの枚数を印刷しなければならない場合
「テレワークなのに?こんなに印刷しなきゃいけないの?」という事になってしまったあなた。お察しいたします。
「プリンターは経費で落としてもいいですから」と言われましても、って感じですよね。
大量に印刷しなければいけない、でも、自宅だから置き場所はなるべくコンパクトに。
そんな場合には、エプソンのPX-S885がおすすめです。
もし、安く手に入るようでしたら、ひとつ前の機種のPX-S884でもOK。基本性能は変わりません。
印刷速度は1分に24枚。プリンターの耐久枚数は15万枚。堂々としたビジネスモデルです。
ビジネスモデルですが、A4サイズで幅は43cmほど。コンパクトです。重さは19キロもありますが、これは仕方がないところです。
PX-S885プリンターの最大の魅力は、インクの量がハンパないという点です!
増量サイズの「IP01B」を使用すれば、なんとブラックは10,000ページ、カラーは5,000ページの印刷が可能です。
普通の家庭用インクジェットプリンターに比べると、印刷速度も桁違いにスピーディー。さっさと印刷を終わらせて、夕飯の支度に取り掛かりましょう!
対応インクはIP01Bシリーズ、インクのチップスでは互換インクがございます!よりリーズナブルに印刷ができちゃいます。
PX-S885対応の互換インクはこちら ⇒IP01Bシリーズ互換インク
FAXも必要!という場合
「あのお店、納期回答はFAXじゃないと見てくれないんだよな~」ということもありますよね。
そんなあなたには、ブラザーのプリビオ MFC-J738DN をおすすめします。
こちら、プリンター、コピー、スキャンのほかに、FAXや電話もできちゃうという便利な1台です。しかもコードレス子機付き。
電話機無しのモデルもあるのですが(MFC-J903N)、固定電話と電話線の取り合いになってしまうようでしたら、いっそ、電話機も兼ねたMFC-J738DNの方が話が早いのではないでしょうか?
プリンターの性能はあくまで「家庭用」なので、そんなに速くはないです。印刷の画質は「まあまあ」だと思ってください。
というのも、キヤノンやエプソンが発売している家庭用プリンターはインクが「6色」なのに対し、ブラザーは「4色」です。人物写真や風景写真など、微妙なコントラストの表現にはどうしても差が出る。というのがもっぱらの評判ですが、「文章を多く印刷する」「印刷品質にこだわりはない」「コスト重視」という方にはおすすめです。
対応インクはLC3111シリーズ、このインクはブラザーの多くの機種で使用されているインクなので、もちろん、インクのチップスでは互換インクをご用意しております!ぜひご利用ください!
MFC-J738DN対応の互換インクはこちら ⇒LC3111シリーズ互換インク
会社のコピー機みたいにパリッとした印刷を出したい場合
「家庭用のプリンターって、会社で印刷したやつに比べてぼやっとしてるよね・・・」とお気づきのあなた。
そうです!会社で使っているコピー機は「レーザープリンター」です。簡単に言ってしまうと、色付きの微細なプラスチックの粉を、熱で紙に定着させるプリンターです。
コピー機から出てきた紙って、少し暖かいですよね。その理由は、出てくる直前に熱いローラーの間を通ってきたからなんです。
レーザープリンターで印刷したものは、水に濡れても滲むことはありません。蛍光ペンでぎゅっと線を引いても全然大丈夫ですよね。
一方で、ここまでご紹介してきたプリンターは全て「インクジェットプリンター」です。
液体のインクを紙に吹き付けて印刷するタイプなので、蛍光ペンでぎゅっとやると・・・残念なことになってしまいます。
「あの、会社で印刷するプリンターの小型版が欲しい!」というこだわりの方には、ブラザーのジャスティオ HL-L3230CDWをおすすめします。
無線LAN、自動両面プリントに対応したコンパクトカラーレーザープリンターです。
なんとお値段は23,000円前後ですので、さきほどのエプソンの大量印刷向けインクジェットプリンターよりも安いくらいです。
印刷速度は毎分24枚。本体の重量は18キロ。この辺りのスペックも、エプソンのPX-S885に近いものがあります。
「だったら、パリっとした書類が印刷できるレーザープリンターの方が良くない?」と思いますよね。
ちょっとお待ちを。
レーザープリンターが家庭に普及しない理由は、「大きい」「重い」「高い」以外に、「電力消費量が多い」というポイントもあるのです。
HL-L3230CDWの場合、印刷時の平均は430Wだそうです。ピーク時は1,000Wほど。
ブレーカーの容量は1,500Wですから、レーザープリンターを購入したら、専用のコンセントを確保しないといけないですね。
何でこんなに電力を消耗するかと言うと、「熱でトナーを定着させるから」なのです。
プリンターの内部に、一瞬で熱くなる棒状のアイロンが入っていると思ってください。
熱器具というのはとにかく電力を使います。
コタツと電気ストーブを同時にONしたら、ブレーカーが落ちた、という経験、ありませんか?
コタツだったら笑い話で済みますが、レーザープリンターで印刷しようとして、作業中のパソコンの電源が一緒に落ちてしまったら、かなりショックですよね。もとより、一人っきりでお仕事しているテレワーク。一緒にびっくりしてくれる人も励ましてくれる人もいません。真っ暗になった部屋でしばし呆然としたあと、ブレーカーを上げ、プリンターに詰まった紙を取り除き、起動したパソコンには作業中のファイルが跡形もなく・・・。
心が折れるってこういうことです。
ですので、よほどご自宅の電力事情に自信のある方でない限り、小型と言えど、レーザープリンターはおすすめできません。
万難を排してHL-L3230CDWをご用意されたテレワーク上級者のあなたには、インクのチップスの互換トナーカートリッジも見逃してほしくはありません。対応トナーはTN-293/297シリーズです。
コンパクトなプリンターなので、トナーカートリッジも小型です。特にブラックは1本予備を買い置きしてください。
HL-L3230CDW対応の互換インクはこちら ⇒TN-293/297シリーズ互換トナー
いかがでしたでしょうか。皆さまに合うプリンターはありましたか?
本体価格だけで選んだ結果、印刷コストが高く、数千円高くても他のプリンターにしておけばよかった! なんてことも少なくありません。
自分の希望としっかりマッチしたものを選ぶことが大切ですが、実際に探そうとしても、種類があり過ぎてどれにしたらいいのやら・・・と迷っている方のお役に立てれば幸いです。最適なプリンターが見つかり、快適な印刷ができますように!
インクのチップスでは、プリンターに関してどこよりも分かりやすい情報と、リーズナブルなプリンター消耗品で少しでもお役に立てればと思っております。
今後もインクのチップスをよろしくお願いいたします。