ピータッチキューブ新型PT-P320BTの発売日・価格は?PT-P300BTとの違いを解説 - インクのチップス本店

ブラザーのスマホ専用ラベルライター「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」に、新モデルの「PT-P320BT」が登場します。2026年10月28日の発売で、2016年に発売されたエントリーモデル「PT-P300BT」の後継機にあたります。乾電池6本で動かしていた電源はリチウムイオン充電池の内蔵式に変わり、カセットカバーの構造も見直されました。

この記事では、インクのチップス本店編集部がブラザーの公式発表をもとに、PT-P320BTの発売日・価格・スペック、PT-P300BTとの違い、購入前に確認したい点を整理します。

PT-P320BTとは、ブラザーが販売するスマートフォン専用ラベルライター「ピータッチキューブ」のエントリーモデルで、3.5〜12mm幅のTZeテープに対応する機種です。

PT-P320BT(ピータッチキューブ)の発売日・価格・スペックは?

ブラザーのニュースリリースと製品ページに記載されている主な仕様は次のとおりです。

項目 PT-P320BT-WH / PT-P320BT-LT
発売時期 2026年10月28日
本体カラー ホワイト(WH)、ラテ(LT)
価格 オープン価格(ブラザーダイレクトクラブ販売価格 6,600円・税込)
印字方式 熱転写方式
対応テープ TZeテープカセット(3.5mm・6mm・9mm・12mm幅)
解像度 180dpi
印字スピード 最高20mm/秒
カッター 手動(本体内蔵)
接続 Bluetooth®
電源 リチウムイオン充電池(本体内蔵)、USB Type-Cで充電
本体サイズ・質量 約117(W)×59(D)×115(H)mm、約415g(充電池含む)
主な付属品 USBケーブル(A-C、0.5m)、12mm幅サンプルテープ2種(白地/黒文字・透明地/黒文字、各約4m)

※ブラザーダイレクトクラブの販売価格は2026年10月時点の販売予定価格で、変更になる場合があります。USB-ACアダプターは同梱されません。
出典:ブラザー工業ニュースリリース(2026年10月7日)、PT-P320BT製品ページ(仕様・スペック)

PT-P300BTと何が違う?新旧ピータッチキューブを比較

PT-P320BTの変更点は、電源方式、カセットカバーの構造、本体デザインの3つが中心です。印字方式や解像度、対応テープ幅は従来モデルから変わっていません。

項目 PT-P300BT(旧モデル) PT-P320BT(新モデル)
電源 単4形電池6本、または別売のACアダプター リチウムイオン充電池(本体内蔵)
本体での充電 非対応 USB Type-Cで充電可能(ケーブル同梱)
カセットカバー 本体から取り外す方式 本体に付けたまま開閉できるヒンジ式
本体デザイン 複数の色を組み合わせた配色 本体からロゴまで同系色のワントーン
対応テープ幅 3.5〜12mm 3.5〜12mm(変更なし)
解像度・印字スピード 180dpi・最高20mm/秒 180dpi・最高20mm/秒(変更なし)
公式通販の販売価格(税込) 6,600円 6,600円(据え置き)

※価格は2026年10月時点。PT-P320BTの価格はブラザーダイレクトクラブの販売予定価格です。
出典:ブラザー工業ニュースリリース(2026年10月7日)、PT-P320BT製品ページ、GetNavi web(2026年10月8日掲載)。PT-P300BTの解像度・印字スピードは販売店掲載のスペックによります。

乾電池6本が不要になるとどう変わる?

PT-P300BTは単4形電池6本、または別売のACアダプターで動作する仕様でした。PT-P320BTはリチウムイオン充電池を本体に内蔵し、付属のUSB Type-Cケーブルで充電して繰り返し使えます。乾電池を買い足したり交換したりする手間がなくなりました。

充電には、市販のUSB-ACアダプター、またはパソコンのUSBポートを使います。USB-ACアダプターは同梱されていませんが、スマートフォンの充電に使っているものを利用できます。ブラザーが案内する電源条件はDC5V、0.5A以上2.0A以下です。なお、操作が終わってから20分が経過すると、自動的に電源が切れます。

ヒンジ式カバーでテープ交換はどう変わる?

従来モデルのカセットカバーは、本体から取り外す構造でした。交換のたびに取り付け向きを確認する必要があり、カバーを落としたり失くしたりすることもありました。PT-P320BTは本体に付けたまま開閉できるヒンジ式になり、テープ交換時のカバーの落下や紛失を防げます。

デザインはどう変わった?

基本の形とホワイト、ラテの2色展開は引き継ぎつつ、単色を基調に装飾を抑えた丸みのあるフォルムになりました。ピータッチキューブのコンセプトである「出しっぱなしでもインテリアになじむ」デザインを、さらに強めた仕上がりです。

サンプルテープは何が付属する?

12mm幅のラミネートテープが2種類、各約4m付属します。白地に黒文字のテープは文字を際立たせたいとき、透明地に黒文字のテープは貼る場所の素材感や色を生かしたいときに向いています。

熱転写方式のラベルはどのくらい丈夫?

ブラザーの特設ページによると、ラミネートフィルムが印刷面を保護するTZeテープは、水や擦れ、汚れ、薬品に対して高い耐久性があります。熱転写方式のため、印字は日光やLEDライトの光にも強く、キッチンや園芸など水気や光にさらされる場所でも使いやすい仕様です。ただし、布テープやリボンテープなど、ラミネートされていないテープもあります。

PT-P320BTのメリットと購入前に確認したい点は?

充電式になって便利になった一方で、従来モデルから変わらない制約もあります。購入前に確認しておきたい点を並べました。

thumbs-up メリット

  • 乾電池が不要で、USB Type-Cで充電して繰り返し使える
  • ヒンジ式カバーで、テープ交換時にカバーを落としたり失くしたりしにくい
  • 白地・透明地の12mm幅サンプルテープが付属し、別途テープを買わなくても使い始められる
  • 公式通販の価格は旧モデルと同じ6,600円(税込)

alert-triangle 購入前に確認したい点

  • 対応テープ幅は3.5〜12mmまでで、18mm以上のテープは使えない
  • カッターは手動で、自動カットには対応しない
  • 本体にキーボードと液晶がなく、スマートフォンがないとラベルを作れない
  • USB-ACアダプターは同梱されないため、充電用に手持ちのものを使う

12mmより太いテープを使いたい場合は、上位のピータッチキューブを選びます。ブラザーのラインアップでは、PT-P710BTが3.5〜24mm幅、PT-P910BTが3.5〜36mm幅に対応しています。

PT-P320BTの専用アプリでラベルはどう作る?

ラベルの作成は、無料の専用アプリ「Brother P-touch Design&Print 2」で行います。流れは次の4ステップです。

STEP1

アプリで文字とデザインを作る

スマートフォンに専用アプリをインストールし、印刷したい文字を入力します。フォントや絵文字、飾り枠を選んで、ラベルの見た目を整えます。

STEP2

Bluetoothで接続して印刷する

スマートフォンとPT-P320BTをBluetoothでつなぎ、アプリのプレビューで仕上がりを確認してから印刷します。

STEP3

本体のカッターで切り離す

印刷されたテープを、本体内蔵の手動カッターで切り離します。

STEP4

剥離紙をはがして貼る

裏面の剥離紙をはがして、貼りたい場所に貼ります。

アプリには、整理収納や名入れ、ギフトラッピングなど用途別のテンプレートが入っていて、好みのものを選んで文字を入れるだけでラベルが作れます。飾り枠は61種類です。アプリ内サービスの「Label Place(ラベルプレイス)」では、テンプレートの共有やポイントプログラムを利用できます。

ピータッチキューブはどんな場面で使える?

ブラザーは、整理収納や名入れのほか、園芸、ケーブル類の整理、推し活、ギフトラッピングなどでの利用を想定しています。PT-P320BTは幅12mmまでのテープを使うため、ファイルや収納ケースの見出し、ケーブルの目印、調味料容器のラベル、持ち物の名前付けといった小さめのラベルに向いています。

PT-P320BTはどんな人に向いている?他のピータッチキューブとの選び方

ピータッチキューブは、最大対応テープ幅が12mm、24mm、36mmの3タイプです。ブラザーによると、PT-P910BT・PT-P710BT・PT-P300BTシリーズの合計出荷台数は世界累計170万台(2025年7月時点)です。必要なラベルの太さで選び分けます。

PT-P320BTが向いている人

12mm幅までのラベルで足りて、できるだけ小さく置きたい人に向いています。PT-P320BTはピータッチキューブシリーズで最もコンパクトなモデルと紹介されています。乾電池の買い足しが面倒でピータッチキューブを見送っていた人にとっては、充電式になったことが選ぶ理由になります。

24mm幅・36mm幅のモデルが向いている人

文字を大きく見せたい、幅広のラベルを貼りたいといった用途では、PT-P710BT(最大24mm幅)やPT-P910BT(最大36mm幅)を検討しましょう。どちらもパソコンからのラベル作成・印刷に対応しているため、スマートフォンだけでなくPCからも使いたい方に向いています。

【Q&A】PT-P320BTに関するよくある質問

購入前に疑問になりやすい点を、公式情報をもとに回答します。

Q. PT-P320BTの発売日と価格はいつ?

A. 2026年10月28日に発売されます。メーカー希望小売価格はオープン価格で、ブラザーダイレクトクラブの販売価格は6,600円(税込)です。この価格は2026年10月時点の販売予定価格で、変更になる場合があります。全国の家電量販店や各種WebECサイトでも購入できるとブラザーが案内しています。

Q. PT-P300BTとの大きな違いは?

A. 電源が単4形乾電池6本からリチウムイオン充電池(USB Type-C充電)に変わり、カセットカバーが取り外し式からヒンジ式になりました。対応テープ幅の3.5〜12mm、解像度、印字スピードは変わっていません。

Q. PT-P320BTで乾電池は使えますか?

A. 乾電池を使う仕様ではありません。電源は本体内蔵のリチウムイオン充電池で、付属のUSBケーブルで充電します。

Q. PT-P320BTで使えるテープ幅は?

A. TZeテープカセットの3.5mm、6mm、9mm、12mm幅です。18mm以上のテープは使えません。24mm幅を使いたい場合はPT-P710BT、36mm幅を使いたい場合はPT-P910BTが対応しています。

Q. パソコンからも使えますか?

A. ブラザーはPT-P320BTを「スマホ接続専用」としています。ラベルはスマートフォンの専用アプリ「Brother P-touch Design&Print 2」で作ります。パソコンから使いたい場合は、PC接続に対応したPT-D610BTなど別のモデルを選びます。

Q. 充電用のACアダプターは付属しますか?

A. 付属しません。同梱されるのは、充電用のUSBケーブル(A-C、0.5m)です。スマートフォンの充電に使っているUSB-ACアダプターに接続して充電するか、パソコンのUSBポートにつないで充電します。

まとめ|PT-P320BTの要点

PT-P320BTは、乾電池式だったPT-P300BTを充電式に改めた、ピータッチキューブのエントリーモデルの新型です。

file-text PT-P320BTの要点

  1. 2026年10月28日発売で、ブラザーダイレクトクラブの販売価格は旧モデルと同じ6,600円(税込)
  2. 電源は単4形乾電池6本からリチウムイオン充電池に変わり、USB Type-Cで充電する
  3. カセットカバーはヒンジ式になり、テープ交換時にカバーを落としたり失くしたりしにくい
  4. 対応テープ幅は3.5〜12mmで変更なし。24mm幅・36mm幅が必要なら上位モデルを選ぶ
  5. 白地・透明地の12mm幅サンプルテープが付属する
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インクのチップス本店 編集部

株式会社キュリエが運営する「インクのチップス本店」のライティング部隊。インクやトナー、プリンターについてのお役立ち情報を当社熟練の日本人技術者による監修のもと、配信しています。

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