もうなくなったの?プリンターのインクの減りが早い理由 - インクのチップス本店

あまり印刷をしていないはずなのに、いつの間にかプリンターのインクがすぐなくなる……と感じたことはありませんか?「プリンターのインクの減りが早い」という悩みは、多くのプリンターユーザーが直面する共通の問題です。この記事では、プリンターのインクがすぐなくなる原因と、インクの減りを抑える具体的な対策を解説します。

「インクの減りが早い」とは、印刷した量に対してインクの消費が多く感じられる状態のことで、主な原因は印刷以外の場面(ヘッドクリーニングなど)でもインクが自動的に消費されていることにあります。

プリンターのインクはなぜすぐなくなる?インクが消費されるタイミングとは?

プリンターのインクは、実は印刷する時だけに使われているわけではありません。まずは、プリンターにセットされたインクが、いつ、どのような用途で消費されているのかを知りましょう。

印刷をする時にインクはどう使われる?

当然ですが、プリンターは印刷をするたびにインクを消費します。プリンターのノズルから紙に向かってインクが噴射され、印刷量に合わせてインクは減っていきます。写真などの色の濃い印刷物ほどインクの使用量は多くなります。

ヘッドクリーニングでインクが減るって本当?

プリンターを使用していると、印刷にかすれやスジが出ることがあります。これは「目詰まり」といい、ノズル内でインクが乾燥して固まったり、気泡や異物が混じったりしたときに発生します。

この目詰まりを解消するために使うのが、プリンターに搭載されたヘッドクリーニング機能です。ヘッドクリーニングは、インクをプリントヘッドに送ることで、固着したインクを溶かしたり押し出したりする仕組みのため、印刷をしていなくてもインクを消費します。1回で解決しない場合は何度か繰り返すことも多く、その分インクの減りが早くなります。

セルフクリーニング(自動クリーニング)でもインクは減る?

メーカーや機種によっては、目詰まりを予防するためにプリンターが自動でヘッドクリーニング(セルフクリーニング)を行うことがあります。電源を入れて印刷を開始する前や、長期間プリンターを使用しなかった後などに自動で実行され、ノズルの乾燥を防ぎますが、この時にもインクは消費されます。「印刷していないのにインクがすぐなくなる」と感じる大きな要因のひとつです。

新品プリンターのインクがすぐなくなるのはなぜ?

新しく買ったプリンターを初めて使う時に、インクがすぐなくなると感じるかもしれません。これは、プリンター本体に付属している「セットアップインク」が原因です。

セットアップインクは初期設定(プリントヘッドへのインク充填など)に使うためのインクで、中身は通常のインクと同じですが、容量が通常品より少なめに作られています。初期設定後、いざ印刷しようと思ったときにはインク残量がだいぶ減っているように感じるのはこのためです。

プリンターのインクの減りを抑えるにはどうすればいい?

インクは印刷時だけでなく、印刷品質を維持するためのクリーニングにも使われていることがわかりました。とはいえ、お金を払って買ったインクはできるだけ無駄なく印刷に使いたいものです。ここからは、インクの減りを抑えてインク代を節約する方法を3つご紹介します。

印刷設定を変更するとインクを節約できる?

印刷時にプリンター本体やパソコンの印刷設定を変更することで、インクの消費を抑えられる場合があります。具体的には、以下のような設定が一例です。

インクを節約する印刷設定の例 インクを節約する印刷設定の例

  1. 印刷品質を「きれい」→「標準」→「はやい」に変更する
  2. カラー印刷→モノクロ印刷にする
  3. 色の明度を上げる(薄く印刷する)

節約モード(エコノミーモード)の有無や名称はメーカー・機種によって異なるため、お使いのプリンターのマニュアルをご確認ください。これらの方法はインクを節約する代わりに印刷品質が下がるため、印刷物に必要なクオリティを確認したうえで実行しましょう。

洗浄カートリッジを使うとなぜインクの節約になる?

ヘッドクリーニング専用の商品が「洗浄カートリッジ(洗浄液)」という名前で販売されています。カートリッジの見た目はインクカートリッジと同じですが、中には目詰まり解消に効果を発揮する界面活性剤とインク溶剤が入っています。

目詰まりが発生した時に、インクではなく洗浄カートリッジでヘッドクリーニングを行えば、高価なインクを消費せずに目詰まりを解消できます。クリーニングを繰り返してインクがすぐなくなる、という悪循環を断ち切りたい方におすすめです。

インクのチップス本店でも洗浄カートリッジを取り扱っていますので、よろしければご覧ください。

洗浄カートリッジについて詳しくはこちら

互換インクに変えるとインク代はどう変わる?

インクの消費そのものは変わりませんが、インクを安価なものに変えるという選択肢もあります。互換インクは、プリンターメーカーが製造・販売する純正インクよりも安く購入できるため、ヘッドクリーニングでインクが消費されても金銭的な負担を大きく抑えられます。インクの減りが早いプリンターほど、1本あたりの単価を下げるメリットは大きくなります。

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セルフクリーニングはオフにしてもいい?

プリンターによっては、自動で行われるセルフクリーニングをオフに設定できる機種があります。しかし、セルフクリーニングを止めるとノズルの乾燥が進み、目詰まりを助長しかねません。結果的に手動のヘッドクリーニングを何度も行うことになり、かえってインクの減りが早くなる恐れがあるため、オフにすることはおすすめできません。

【Q&A】プリンターのインクがすぐなくなる時によくある質問

プリンターのインクの減りが早いと感じた時に、よくいただく質問とその回答をまとめました。

Q1. ほとんど印刷していないのにインクが減るのはなぜですか?

A. 印刷以外に、電源を入れた時や長期間使わなかった後に行われる自動クリーニング(セルフクリーニング)でインクが消費されているためです。プリンターが印刷品質を維持するために必要な動作なので、故障ではありません。

Q2. 電源の切り方でインクの消費量は変わりますか?

A. 変わる場合があります。コンセントを抜いたり電源タップのスイッチで電源を切ったりすると、プリンターが正常な終了処理(ノズルの保護)を行えず、次回起動時にクリーニングが実行されてインクを余分に消費することがあります。電源は必ずプリンター本体の電源ボタンで切りましょう。

Q3. ヘッドクリーニングは何回まで繰り返していいですか?

A. 2〜3回行っても改善しない場合は、いったん中止して半日〜一晩置くことをおすすめします。時間を置くことで固着したインクがふやけて改善することがあり、連続でクリーニングを繰り返すよりインクの消費を抑えられます。それでも改善しない場合は洗浄カートリッジの使用やメーカーサポートへの相談をご検討ください。

Q4. インクの減りを抑えるために印刷頻度はどれくらいがいいですか?

A. 月に1〜2回程度、定期的に印刷するのがおすすめです。長期間印刷しないとノズル内のインクが乾燥して目詰まりしやすくなり、解消のためのクリーニングで余計にインクを消費してしまいます。定期的な印刷は結果的にインクの節約につながります。

Q5. セットアップインクとは何ですか?

A. プリンター購入時に本体に付属しているインクのことです。プリントヘッドへのインク充填などの初期設定に使われるため、通常のインクカートリッジより容量が少なめです。新品プリンターのインクがすぐなくなると感じるのはこのためです。

Q6. 互換インクを使うとプリンターの保証はどうなりますか?

A. 互換インクの使用自体でメーカー保証が直ちに無効になるわけではありませんが、インクが原因と判断された故障は保証対象外となる場合があります。インクのチップスでは、万一に備えた保証サービスを用意した互換インクを販売していますので、商品ページをご確認ください。

まとめ:インクの減りが早い原因を知って無駄なく印刷しよう

プリンターのインクがすぐなくなると感じる大きな理由は、印刷以外にもヘッドクリーニングやセルフクリーニングなど、印刷品質を維持するためにインクが使われていることでした。最後に、この記事のポイントを振り返りましょう。

インクの減りが早い時のポイントまとめ インクの減りが早い時のポイントまとめ

  1. インクは印刷以外にヘッドクリーニング・セルフクリーニングでも消費される
  2. 新品プリンター付属のセットアップインクは容量が少なめ
  3. 印刷設定(品質・モノクロ)の見直しでインクを節約できる
  4. 目詰まり解消には洗浄カートリッジを使うとインクを消費しない
  5. 互換インクに変えればインク代そのものを大きく抑えられる
  6. 電源は本体ボタンで切り、月1〜2回は印刷して目詰まりを予防する

印刷設定を用途に合わせて調整し、洗浄カートリッジや互換インクをうまく活用しながら、インクを無駄なく印刷に使っていきましょう。

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インクのチップス本店 編集部

株式会社キュリエが運営する「インクのチップス本店」のライティング部隊。インクやトナー、プリンターについてのお役立ち情報を当社熟練の日本人技術者による監修のもと、配信しています。

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