履歴書や各種免許証、パスポートの申請などで必要となる証明写真。中でも最もよく使われるのは縦4cm × 横3cmのサイズですが、用途によって求められるサイズは異なります。
いざ提出のタイミングで「サイズが合わない!」と焦らないように、事前に用途ごとの証明写真サイズを確認しておきましょう。この記事では、代表的な証明写真サイズとその使い道を詳しく解説します。
よく使われる証明写真サイズと用途

用途 | 写真サイズ |
---|---|
履歴書 | 縦4.0cm × 横3.0cm |
パスポート | 縦4.5cm × 横3.5cm |
運転免許証 | 縦3.0cm × 横2.4cm |
マイナンバーカード | 縦4.5cm × 横3.5cm |
履歴書に使う証明写真のサイズ
履歴書では縦4.0cm × 横3.0cmが最も一般的です。証明写真機や履歴書テンプレートもこのサイズを基準に設計されています。
履歴書用の写真で気をつけるポイント
- スーツやフォーマルな服装が基本
- 撮影から3か月以内の写真を使用
- 背景は白・青・グレーが無難
- 目や耳が髪で隠れないようにする
- 写真の裏に名前を記載しておく
受験願書に使う証明写真のサイズ
小学校〜大学の願書では、学校や教育委員会によってサイズが異なります。必ず願書の要項を確認しましょう。
- 清潔感ある服装と髪型を心がける
- 大学願書の写真は学生証にも使われるため、高校制服以外が望ましい
運転免許証更新時の証明写真サイズ
縦3.0cm × 横2.4cmが規定サイズです。
更新手続き時に写真撮影する方法と、自分で持参する方法がありますが、写真が規定外だと再提出になる可能性があります。
パスポート申請用の証明写真サイズ
パスポートでは縦4.5cm × 横3.5cmが国際基準として定められています。サイズや背景、顔の位置など厳しい規定があります。
その他の証明写真サイズ一覧
以下のサイズは、国家資格や各種申請書、免許申請などで使用される例です。念のため、提出先の公式サイトなどで確認しましょう。
- 縦3.0cm × 横2.4cm:衛生管理者免許申請、工事担当者、雇用保険受給者申請、電気通信主任技術者受験、実用英語技能検定受験(英検1~3級)など
- 縦4.0cm × 横3.0cm:一般履歴書、国家公務員試験、在留カード交付申請
- 縦4.5cm × 横3.5cm:パスポート申請、マイナンバー、電気工事士、税理士、旅行業務管理者、国際運転免許、社労士、司法書士、土地家屋調査士、理容師・美容師国家試験受験など
- 縦6.0cm × 横4.0m:医師国家試験受験
- 縦6.0cm × 横4.5cm:自動車整備士技能検定受検
- 縦2.5cm × 横2.5cm:高圧ガス製造保安責任者免状、液化石油ガス設備士免状
- 縦3.0cm × 横3.0cm:秘書技能検定面接(1級・準1級)
証明写真のサイズについて よくある質問(FAQ)
Q1. 証明写真のサイズはすべて同じですか?
A1. いいえ、証明写真のサイズは用途によって異なります。履歴書なら4×3cm、パスポートは4.5×3.5cmなど、提出先によって規定が異なります。
Q2. 証明写真を自宅で印刷しても大丈夫ですか?
A2. はい、可能です。ただし、解像度・サイズ・背景などの条件を満たす必要があります。
Q3. パスポート用写真に厳しい基準があるのはなぜですか?
A3. パスポートは国際的な本人確認書類であるため、写真の規格(サイズ・背景・顔の位置など)に厳しい基準が設けられています。
Q4. 写真の背景は何色でも良いですか?
A4. 提出先によりますが、一般的には白・青・グレーが推奨されます。背景に柄や影があるものは不可の場合があります。
Q5. どこで証明写真の規定を確認できますか?
A5. 提出先の公式サイトや案内書類に記載されています。代表的な例として、外務省(パスポート)や警視庁(免許証)のページがあります。
証明写真のサイズ一覧 まとめ
証明写真のサイズは、提出先によってさまざまです。最もよく使われるのは縦4.0cm × 横3.0cmですが、用途ごとに厳密な規定があるため、提出書類の要項を必ず確認しましょう。
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